人格を持ったロボット
1.人間の「人格」をデータ化して、どこでもダウンロードできるようになると、有名人や故人の性格、行動のデータをロボットにいつでもコピーできるようになる。個性に対しては一番大きな要素は、そのリアクションだ。同じ言葉に対しても、笑う人と怒り出す人がいる。そうした情報パターンを集めることで、人格を感じられるようなロボットは十分に実現できる。
2.そのデータがネット上にあれば、あらゆるデバイスからやり取りを行うことが可能となる。亡くなってしまった旦那や子どもと、もう一度会話することや、有名人物に悩みを相談することも可能になる。ビッグデータを扱えるようになった現在、十分に実現できることだ。
3.ロボットの性格や見た目は自由に改変できる。有名人の性格や人生を演出することもできる。翻訳の技術も進めば、もちろん海外の有名人と母国語どうしで接することも可能となる。出会った誰かがロボットだったなんて時代もそう遠くはない。
4.Googleが2012年に申請したある特許が、3年前に受理されていた。内容は「クラウド上からロボットに人格データをダウンロードするシステム」だ。まだビッグデータなど話題程度だったから現実的なことではなかったが、今では、すでに実現性のあることになっている。グーグルのニュースから。
https://tabi-labo.com/114948/persona-download