ある女子大教授の つぶやき

日常の生活で気がついたことを随想風に綴ってみたいと思います。
国際社会のルールを守れないな三流国
1.国際社会では、前政権の外交上の約束事は次の政権も引き継がなくてはならないのが鉄則だ。日本も民主党政権時の政策の尻拭いを現政権がしている。それが国際社会における当然の姿勢だ。つまり日韓合意の破棄は外交的にはありえない、恥ずべき行為の極みだ。そのことを韓国は知るべき。

2.毎度、国家間の約束事を反故にする韓国は、いま慰安婦に関する日韓合意も否定する。大使の一時帰国(韓国に戻った)は外交上の措置として、戦争一歩手前、相手との国交断絶も辞さない強い怒りの表明だ。それでは「一時帰国」よりも進んだ状況である「国交を断絶」した場合の影響はどうなるのか。

3.韓国が日韓合意すら守れないのであれば、米韓におけるTHAAD(高高度防衛ミサイル)の韓国国内配備決定を覆すことも現実味を帯びる。韓国は米国にも見捨てられ、より世界で孤立する。日韓合意が破棄される事態なら国交断絶も辞さずという怒りを込めて18年平昌五輪のボイコットを突きつける。

4.日韓国交断絶で困るのは韓国であって、日本は全く国益を損なうことはない。経済的には日本には大きな利となる。日本が資本財の輸出を制限するだけで、韓国経済は壊滅的な打撃を受ける。電機業界をはじめ日本と韓国は熾烈な競合関係にあり、韓国は日本から原材料や生産設備など資本財を大量に輸入。

5.日本から資本財を輸入して製品(消費財)を生産し、世界のシェアを日本から奪ってきた。日本が資本財の輸出を制限すれば、サムスンやLGなど韓国メーカーは生産が滞り、窮地に立たされる。日本は世界市場を奪回する。韓国の貿易依存度は40%超(日本の3倍)で国際競争力を失えば大打撃を受ける。

6.日韓通貨スワップ協定破棄、韓国経済の破綻より先に日本が韓国ウォンとの両替を必要とするような日は絶対に訪れない。国交断絶は日本に圧倒的利あり。韓国国内では若年層(15〜24歳)の失業率が2桁超、若者の就職難が続く。日本へは労働者の流入増で日本人の雇用を脅かす。断交は日本に天佑だ。


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国際条約や合意を無視する国は滅びる
1.慰安婦問題については2015年12月に日韓両政府が不可逆的に慰安婦を問題化しないと合意した。更に「日韓双方ともに慰安婦を国際問題や政治利用しない」と合意した上で、韓国に慰安婦財団を設けその運営の資金として、日本は善意で10億円を拠出した。

2.なぜ韓国が約束を守れないかと言えば、もともと朝鮮人に「約束」という概念がないからだ。朝鮮人は平気で人を騙し嘘をつく民族で、韓国で詐欺や偽証が日本の200倍に達する。平気で嘘をつく、約束を守らない、韓国・朝鮮人。新大統領、文が安倍総理との電話会談で平気で示した。

3.(日本):韓国は日韓合意を速やかに履行せよ、という主張だ。(韓国):そんな約束はとうてい受け入れられない守らない、ということだ。で韓国大統領「双方が賢く解決できるよう努力する必要がある」と。「双方が努力する」の言葉の意味は「日本側も再協議に応じるべき」という事を暗示している。

4.国際条約での合意事項を守らない国は、北朝鮮と同じように、国際社会からはじき飛ばされる。国益を失う事は計り知れない。それでよしとする野蛮国家韓国だ。もはや、相手にならない。

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日米大戦の真実
1.日本は敗戦国だと日本人は疑う余地もなく、この70年間、そんな罪悪感と不安感を植え付けられてきた。2011年、米国で出版された衝撃的な事実が発覚しました。元大統領で著名な歴史家、実業家でもあった人物が、亡くなる1年前に書き上げた千頁の回顧録だ。

2.単なる思い出話ではなく、事実を元にした日米大戦の常識を覆すような証言が残されていた。常識はずれの証言を世に出すことで、大統領の名が汚れることを遺族は恐れ、発行することを躊躇して、この真実を知られてしまうとマズイと思う人たちの存在によって回顧録は闇に葬られた。

3.日米大戦の真実は我々の耳を疑うような話がこの回顧録では語られている。世界を陥れた「狂気の大統領」3つの大罪- 日本人だけではなくアメリカ人のアイデンティティすら崩壊させた世紀の罪 。偽装・日米大戦と捏造された自虐史観- 真珠湾攻撃から戦後占領までを正当化したヤラせ裁判の真相

4.仕組まれた真珠湾攻撃で奇襲ではなかた。暗号は筒抜けだった。第二次大戦、日本側の首謀者は山本五十六・連合艦隊司令長官だった。彼こそは、日本の軍人というイメージがあるが、実は大の親米派だった。 ルーズベルト大統領は日本軍に先制攻撃を させるように命令した。首謀者は山本五十六。

5.日本が最も恐れたのは共産圏拡大と欧米植民地主義だった。日本は独立国家であり続けるため、その伝統を死守するため、富国強兵を掲げ明治維新を成し遂げた。ソ連南下の脅威にさらされたこの国は、朝鮮を近代化すべく日清・日露を戦い勝利をおさめ朝鮮半島や満州を得た。地理的に防衛上不可欠だった。

6.日本はそこへ留まり、共産主義拡大の防波堤となった。しかし外から迫りくる欧米列強の悪意は有色人種国家日本を放ってはおかず、大東亜戦争へと引きずり込まれていった。原爆2発をもって日本はついに降伏した。日本と言う防壁を失った結果、世界は資本主義陣営と共産主義陣営のによって分断された。

7.冷戦下で、混乱を極めた。すべて日本の肩に乗っかっていたものは、そのままロシア・中国・北朝鮮の脅威は、アメリカの肩に圧し掛かることになった。悪魔のジャップを倒したはずのアメリカが、いったいこれ以上の皮肉が、この世にあるのか。
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ルネッサンスの絵画展
1.2017年6月17日(土)〜9月24日(日)三菱一号館美術館.:「最も美しい」素描とされる、レオナルド作《少女の頭部/〈岩窟の聖母〉の天使のための習作》と、ミケランジェロ作《〈レダと白鳥〉の頭部のための習作》を間近で見比べる貴重な機会だ。

2.見どころ。ルネサンスの2大巨匠による稀少な素描を見比べられる日本で初めての機会。「最も美しい」とされるレオナルドの素描《少女の頭部/〈岩窟の聖母〉の天使のための習作》が来日。素描のほか、油彩画、彫刻、手稿、書簡など約65点を紹介。日本初公開作品を含む。

3.レオナルドは、ミケランジェロよりも23歳年上、2人は「宿命のライバル」だった。フィレンツェのヴェッキオ宮殿の壁画における競作、あるいは、考えの違いから起こる対立など互いを強く意識していた。
4.「顔貌」、「絵画と彫刻のパラゴーネ」、「人体表現」、「馬・建築」、「レダと白鳥」、「手稿」、「書簡・詩歌」、「肖像」の8テーマに沿って両者の作品を対比する日本初の試みだ。パラゴーネ:イタリア語のparagone。「比較」という意味。

5.東京駅から徒歩5分。月曜日休館。10時〜18時
一般1700円、学生1000円、小中生500円



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都都逸の豊かな表現
1.都々逸(どどいつ)は、江戸末期に初代の都々逸坊扇歌(1804年-1852年)によって大成された口語による定型詩。七・七・七・五の音数律に従う。元来は三味線と共に歌われる俗曲、出し物で、主として男女の恋愛を扱った情歌。五字冠りと呼ばれる五・七・七・七・五という形式もある。

2.都都逸の例1
・一人でさしたる唐傘なれば、片袖濡れよう筈がない
・惚れた数から、振られた数を、引けば女房が、残るだけ
・惚れて通えば千里も一里、逢わで帰れば、また千里
・惚れさせ上手なあなたのくせに、諦めさせるの下手な人
・枕出せとは、つれない言葉、そばにある膝、知りながら


3.都都逸の例2
・ゆうべしたのが、今朝まで痛い、二度とするまい、箱枕
・横に寝かせて、枕をさせて、指で楽しむ、琴の糸
・よその夢見る浮気な主に、貸して口惜しい、膝枕
・わたしゃお前に火事場のマトイ、振られながらも、熱くなる
・赤い顔してお酒を飲んで、今朝の勘定で青くなる

4.都都逸の例3
・諦めましたよ、どう諦めた、諦めきれぬと諦めた
・あついあついと言われた仲も、三月せぬ間にあきがくる
・あの人のどこがいいかと尋ねる人に、どこが悪いと問い返す
・嫌なお方の親切よりも、好いたお人の無理が良い
・色はよけれど、深山の紅葉、あきという字が気にかかる


5.俳句、和歌、短歌、散文詩、都都逸、旋頭歌など、日本語の限りない表現力を味あうことが出来る。日本語は世界でも稀なる豊かな表現力を持つ言葉だ。これは科学技術の世界でも、日本人が成果を挙げていることと関係がある。英語などの外国語も、日本語の一部と考えよう。
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2017サミット開幕
サミット開催(5月26&27日)
シシリー島の東海岸にある古都タオルミナで今年のサミットが今日から開催される。この街は、希臘人が作ったもので、古代の競技場がほぼ当時に姿をとどめている。ペルーで日本大使館が襲撃された時に、ここに滞在していた。イツのことだったか。1996年12月のことだ。

1.来年以降のG7開催国は、加、仏、米(2020)、英、独、日(2023)の順番となっている。政府の長および欧州理事会議長と欧州委員会委員長。その他の国の首脳や国際機関の代表も例外的に出席。数多くの下部会議や政策検討も行われる。2014年以降、ロシアは参加停止中。

2.1975年発足時の名称は「先進国首脳会議」。冷戦下の1973年のオイルショックと続く世界不況に起源を持つ。これらのトラブルによってアメリカで西側諸国(ヨーロッパ諸国、アメリカ、日本)の財務大臣級が集まり、経済的課題を討議する会議「ライブラリーグループ」がまず生まれた。

3.これまでのG7で、最も影響力のあったのは、1983年の米ウイリアムズバークで開催された会議とされている。レーガンとサッチャーの米英二人の結束でソ連崩壊の序章となったものであった。また、経済的にはどん底の米英を絶好調の日本が支援を約束して、日本崩壊の元になった会議でもあった。

4.安倍首相はドイツのメリケルに次ぐ、古手かぶとなった。足元の不安定なメリケルの退任も近いから、最古参となる。それだけの働きが日本には期待されている。
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量子暗号
1.量子暗号は量子情報理論の、現在のところほぼ唯一の現実的な応用である。別の概念として、量子コンピュータを用いた公開鍵暗号方式を「量子公開鍵暗号」という。OTU暗号 (岡本・田中・内山暗号) はナップサック問題、鍵の生成時に離散対数問題を解くために量子コンピュータを用いる。
2.ベネットとブラザードのBB84は現在、実装されている量子鍵配送であり、安全性の理論的研究もBB84に集中している。
3.量子暗号方式は「秘密鍵」の伝送に量子暗号を使うことで、文書の送信時に生成する鍵の情報を安全に共有し、暗号化された文書は従来使用しているコンピュータネットワークで送信する。「鍵の伝送と文書の伝送を別々に」するところがこの技術の肝になる。

4.量子暗号では光子の状態でビットを表現し、量子暗号が絶対に安全なことは、量子物理学の基本原理である「粒子の位置と運動量を同時に確定することはできない」というハイゼンベルグの不確定性原理と「量子は観測することにより発生する相互作用でその状態を変える」という量子の観測不可能性で保証。
5.2人の人が、粒子を使って情報を送信する。暗号業界の決まりごとでは、送信者がアリス、受信者がボブとする。情報を送る時に使う粒子に「色」と「形」という2つの性質があると考える。使用する粒子の色が赤い時は1、青い時は0を表すものとし、形が立方体の時は1、球の時は0をあらわす。
6.アリスが「1」という情報をボブに送ろうとする時、「色」を指定して粒子を選ぶか、「形」を指定して粒子を選ぶかをランダムに選択できる。「色」と「形」の両方を選択することはできない。これが、ハイゼンベルグの不確定性原理(どちらか一方を確定するともう一方は確定できない)にあたる。

7.アリスが「色」を選択した場合、1をあらわす色は「赤」なので、「赤い立方体」か「赤い球」がそれぞれ50%の確率でボブに送られる。どちらが送られたかをアリスは知ることができない。受け取ったボブは、送られてきた粒子の「色」を調べるか「形」を調べるかをランダムに選択できる。
8.どちらか確率は50%。「色」を調べた場合、送られてきているのは形はどうであれ赤いことは間違いないので、100%の確率で「1」という情報が得られる。「形」を調べた場合、不確定性原理により、立方体である確率は50%、球である確率も50%で「1」という情報が得られる確率は50%
9.「色」を調べた場合と「形」を調べた場合を総合すると、75%の確率で正しい情報が伝わり、25%の確率で間違った情報が伝わっていることになる。ここで、色を調べたのか、形を調べたのかを、ボブはアリスに報告。アリスはボブからの報告で、同じものを調べていれば情報は確実に伝わっている。

10.その情報を活かし、違うものを調べていた場合は、間違った情報が伝達されている可能性があるので、その情報はお互い破棄する。これを繰り返すことで、任意の個数の粒子を、アリスからボブに送信し、秘密鍵を共有することができる。 http://www.tdk.co.jp/techmag/knowledge/200706/index2.htm …
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量子という概念
量子という概念
1.基本定数であるプランク定数は溶綱の温度測定を嚆矢としている。
2.量子の基本は電子と光子であり、波と粒の二面性をもち、二重スリット実験で観察することができる。光はエネルギーを伝達するが、それは連続体ではない。
3.この実験で、スリットを通過するときには波だが、スクリーンという測定体に衝突すると粒になる。この現象の解釈の方法として、アインシュタインをはじめ、多くの論争があるが、未だに決着はついていない。
4.直径の比較で、「地球:ピンポン玉」=「ピンポン玉:水素原子」であり、この比は4億程度だ。電子は水素原子の中にあるから、その大きさの概要は想定できるだろう。
5.極微のモノの存在を観察や測定するために、光を使ったとしても、そのために、測定物は変化してしまうから、量子の直接的な観測や測定は不可能だ。

6.物理の教科書にある水素原子の構造図で、原子核の周りの円軌道に電子が一つ回っている記憶があるが、これが誤解のもとだ。電子が一つは確かだが、その位置がどこかは偶然的で確率的なものだから、原子核の周りの雲の中にあるようなものだ。
7.ある時刻の状態が決まれば、その後の状態は完全に決定されるという決定論的な因果律が支配する古典物理学の世界だ。量子力学の立場では、電子の位置や運動量を測定できるが、それは測定される前に電子が持っていた値を見出すことではない。測定されていない時には物理量は決まった値を持っていない。現象は記録されるまでは現象ではない。
8.ベルの定理によって、物質は決まった属性をもたず、古典的な決定論は成立しないことが明らかにされた。こうして科学的に全ての決定論的な理論が否定された。これまでの常識では、とても本当のこととは思えない事でも,量子力学の姿をありのまま受け入れる必要があることが、科学的に証明されている。

9.観察も測定もできない量子を利用するための道具として数学がある。波動力学、行列力学、量子力学、経路積分などあるが、形式は異なるが内容は同じものだ。実数解は存在しないので、複素数解となる。
10.電子が複素数ではなくて、電子の姿は複素数を考えないと理解できないという意味だ。観測した結果を通じて、電子が見せる姿を数学でこういうものだと判断する。古典物理のような目に見えるようなイメージとは異なる世界だ。波動方程式は電子について得られた成果を集めて作り上げた認識だ。この認識で、電子を含む量子に関する様々な情報を予測し、応用する事ができる。

11.20世紀では原爆、原発、半導体、計算機など多くの電気機器への応用があった。更に、量子力学の基本となる原理に「重ね合わせと絡み合い」があり、これらを用いて、暗号、通信、計算などへの応用が21世紀の課題であり、各国で鎬を削っている。次回の課題としたい。以上
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MASTODON
1.Twitterに似ているようで似ていないSNS「Mastodon(マストドン)」。新しいSNSだが、これまでのSNSとは放っているオーラが違う。サービスの”よく分からない感”と”ワクワク感”が充満するこの空気はTwitterが出てきたばかりのあの頃を彷彿させる。
2.「Mastodon」とは「約4000万年前から11000年前まで生息していたゾウやマンモスに似たゾウ目マムート科に属する大型哺乳類の総称」でマンモスのアイコンを使う。独の24歳のRochkoが開発したサービス。ベースがTWで、所々でFBのようなUIになっている。

3.アカウント名は「@〜」で指定し、プロフィールアイコンを設定。フォローとフォロワーという概念があり、プロフィールも最大160文字で入力可能。最大500文字まで投稿することができる。TW「ツイート」を「Toot」、「リツイート」を「Boost」」、「いいね」や「返信」は同じ。
4.絵文字を名前欄に入力し、これでチェックマーク意外にも18禁やピザ、初心者マークなど人気の絵文字を付けることができる。誰でも独自のマストドン(MD)サーバーを立てることができる。「インスタンス」と言うのは、MDを動作させるためのサーバーのことを意味している。

5.サーバーが異なる。つまり、「A」というインスタンスでも「B」というインスタンスでも同じユーザー名を取ることができる。異なるインスタンスで同じアカウント名を取る理由ははTWではなくFBグループやLINEグループに近いイメージだ。会社、大学サークル用インスタンスを作り連絡網となる
7.MDには致命的な問題がある。それはアカウントを削除する機能が用意されていない。他にも「ホーム」「通知」「ローカルタイムライン」「連合タイムライン」という良く分からない言葉が並ぶ。「公開」「未収載」「非公開」「ダイレクト」という4種類の投稿範囲が用意されている。選択肢が多い。

8.MD(ますとどん)
https://gori.me/mastodon/95056
| - | 05:47 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
昭和のユートピア「満洲国」
1.目次あり。「満洲は、近代国家の道を歩み始めた日本にとって、フロンティアであり、ショーウインドーであり、実験場であった。…」
⇒喜多由浩『満洲文化物語 ユートピアを目指した日本人』集広舎 http://www.shukousha.com/information/publishing/5525/ … …

2.中国人が云う「日本は満州を侵略した」は、現状から推測した理屈に過ぎぬ。満州は清国を建国した満州族の故郷。辛亥革命は満州族支配の清国からの漢族による独立運動だ。追われた清国皇帝溥儀は日本公使館を頼り、これが後の満州国建国に繋がった。日本は満州族の故郷を共産勢力から守ったに過ぎぬ。

3.満州国の首都新京では東京よりも60年も早く全域水洗化を達成した。大連でのダイヤル式直通電話は東京や大阪よりも早い。満鉄が作った小学校では東京高師の付属小を学力テストで負かした。満鉄の特急アジア号は日本最速の特急燕より平均時速で15キロも速く、冷暖房付きで金髪の露人がサーブした。

4.満洲は欧州とアジアを結ぶ交通の十字路で異国情緒漂う街が多かった。ユートピアを目指した夢とロマンの実験国だった。医科大学や工科大学もあり、戦後、日本の再興に貢献した人材も多い。喜多由浩著、集広舎、1400円。
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