ある女子大教授の つぶやき

日常の生活で気がついたことを随想風に綴ってみたいと思います。
「遺書」 森喜朗 著
.「遺書」 森喜朗 著
1.IOCの実態、独特の世界で五輪貴族、皆な立派な方。その日本支部がJOC、こちらは最悪。竹田恆和(つねかず)会長は人柄のよい無難な人だけど、その側近たちは組織委の足を引っ張ってばかり。「新参者は入るな」というのが、彼らの思想だ。遺言で書いた手記だが体調が回復で「遺書」にした。

2.組織委員会は都に代わって五輪の実務をするんだから都と信頼が必須だが4年間に石原、猪瀬、舛添、小池と4人も知事が替わった。小池になって最悪、礼儀知らずで一言の挨拶もない。肺がんが進行して酸素ボンベがないと3歩しか歩けない。20年にはこの世にいないが、後で「何してたんだ」と言われるのも嫌だから、ありのままを書き残す。

3.五輪は誰もが知っているが誰も分かっていない。組織委は出向社員・職員ばかりで大多数が「いつ古巣へ戻れるか」という感じ。トイレでも挨拶もない。一つにまとめていくために、日当を積み立て盆暮れに懇親会を開き少しずつ人間関係を作っていった。皆が心から「五輪をやろう」というところにまできた。

4.「私は今、2つの死の恐怖と闘っている。一つは癌であり、一つは小池知事の刃です」と記している。 国立競技場建て替え問題や五輪会場見直し問題などの内幕も暴露。ラグビーW杯招致や、文藝春秋とのトラブルなど多数の秘話が満載。「遺書東京五輪への覚悟」(幻冬舎、1500円+税)。
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波と粒との境界
1.光は波であるか粒子であるかのどちらかであると考えてしまいがちだが、量子論の枠組みでは、光は波動的な面と粒子的な面の両方を持ち合わせたものなのである。これを波と粒子の二重性という。19世紀には干渉や回折、偏光が発見され光が波であることが決定した。

2.マックスウェルの電磁気学により光を電磁波として取り扱う理論的基盤が構築された。それに対して、アインシュタインは光の粒子性を大胆に主張した。光の粒子性を主張したからといって、光の波動性を否定していたわけではない。1905年の光量子モデルを提案した。

3.1925年、ハイゼンベルグは水素原子のスペクトルを計算する理論を提唱し、これは「行列力学」と呼ばれる。翌年にシュレディンガーは「波動力学」が提唱した。行列力学と波動力学は数学的には等価なものだ。その手法、背景の自然観には大きな違いがある。行列力学は極めて抽象的な計算規則だ。

4.時間に依存しないシュレーディンガー方程式とは「2階微分しても形が変わらないものを探せ」だ。2階微分しても形が変わらないものは、まず指数関数だ。指数関数は遠くにいくほど無限に大きくなるから、残念ながら指数関数は物理的な答には成り得ない。

5.指数関数を複素数にした、Exp(ix) といった形の関数が、基本かつ重要な答の1つ。全く制限の無い、自由な空間に置かれた粒子の運動は、複素数の指数関数といった形である。複素数の指数関数の実数部分は、三角関数だ。複素数の指数関数を組み合わせると三角関数を作ることができる。

6.Sin とか Cos といった三角関数も、答になっている。実際、Sin を2階微分すると符号は反対になるけれど、また Sin に戻ってくるので、三角関数もまた方程式の解と成り得る。つまりこれが「波動」の言われだった。
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量子力学のミソ10
量子力学のミソ
1.量子力学のポイントは、サイコロやコインを投げるのとは違って「状態」が重ね合わさって(状態ベクトルの足し算),確率が決まる事だ。何かが起こる確率の段階で足し算をするのではなく,その一歩前の「状態」というレベルで足し算が行われる。原子レベルでは、この様なことが起こっている証拠がある。

2.スリットの実験で、確率あるいは場合の数を足し合わせるのではなく,左を通った「状態」と右を通った「状態」が足し合わされる。この状態は数学的には、複素数を成分とする大きさ1の状態ベクトル(波動関数とも) で表され,この足し算によって両方のスリットを開いた時の電子の状態が表される。状態の重ね合わせだ。

3.局所的と言うのは何かが起こったとすると,その影響が遠方まで一気に及ぶことはなく,かならず近接作用で伝わっていくということだ。電磁気学の法則でも、近接作用に基づく因果関係の連鎖を認めることを基本的な考え方として成立している。古代から自然科学の正統的な哲学であった。

4.アインシュタインは統計的な予言をする量子力学を不完全なものとして受け入れなかった.量子力学に現れた確率を好ましく思わない人たちは「隠れた変数」を導入して、一対一の因果関係を守ろうとした。EPR パラドックスという思考実験を提案し、因果性の考えとの矛盾を示し,量子の理論を否定した。

5.量子力学が正しいか,局所的因果律が正しいか,ベルの提案した不等式が破れることが、強い相関を持った光子対を使った実験で1982年にアスペによって証明された。ベルの不等式は本当に破れているという確定的な結果を得た。物質は決まった属性を持たず、古典的な決定論的理論は否定され、論争は決着した。茲が、量子力学のミソだ。
(4月28日 講演の骨子)
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量子通信の仕組み
1.量子テレポーテーションは「A点での量子状態が消え、それが別のB点に現れる」ことで、まるでSFみたいだが、A点での量子状態がB点に現れる。この量子状態に情報としての意味を持たせれば、A点からB点に情報が伝わったことになる。
2.量子テレポが将来の情報通信・処理技術の基礎中の基礎と言われる。東大古澤明助教授は3つの光子に共通した量子的なもつれ(量子エンタングルメント)を持たせて3者間でこれを制御、世界で初めて3者間での量子テレポ実験に成功し、量子による情報通信・処理NWが組めることを実証した。

3.電流、電圧、磁場、光の強弱など古典的物理学の動作原理に基づく現在の情報通信・処理技術は処理速度や記憶容量を日々向上させて来た。その限界を迎えるときがくる。2000年に東大に来るまで光学メーカーで、光化学ホールバーニング、フォトンエコー、量子光学の研究をしていた古澤助教授。
4.現在の通信、FAXで原稿を送れば受信側には原稿のコピーが現れ、送信側には原稿が残る。量子テレポでは郵送でもないのに原稿自体が相手に届いた様になる。量子には、AB両点に同時に姿を見せることはあり得ず、B点に現れたということはA点では消えたことになる。

5.物理的な量の最小単位である「量子」は極めて不安定だが、量子力学的効果を積極的に用いることにより従来は不可能であった動作が可能となる。半導体の集積度は1年半から2年で倍増するムーアの法則によると、2020年にはLSI(大規模集積回路)中の1個のTrゲートを走る電子は1個を切る。
6.光子の場合と同様に、古典的な考え方なら、ここで行き止まりで、こうした限界を乗り越えようと、量子物理学に立脚した新しいアプローチが始まっている。量子もつれ制御による量子テレポは、電子系やイオン系でも可能だが、光子系では光の量子状態は鏡で光を跳ね返している限りは壊れない。

7.実験の中で3つの光子は、送信者/受信者/制御者のいずれかの役割を果たす。3者全員に量子的にもつれさせた光ビームを送る。これで3者は見えない糸で量子もつれを共有した。送信者はこの光ビームと送りたい量子情報を含む光ビームを合わせて測定、その結果を受信者に送る。
8.制御者も自分の所に来ている量子もつれの光ビームを測定、その結果を受信者に送る。受信者は、送信者と制御者からの情報の雑音を、自分の所に来ている量子的にもつれた光ビームを用いて消し、送信者が入力した量子情報を再現する。

9.制御者無しでは送/受信者間の量子テレポは起きない。3者ではお互いに量子的に“もつれ”ているが、2者同士では“もつれ”ていないので、そのままでは量子テレポはあり得ない。3者でなら互いに“もつれ”ている制御者が加わること、3者全員の情報が揃って初めて送/受信者間の量子テレポが実現
10.古澤助教授は、CA工科大学で研究中の1998年に2者間での量子テレポ実験に成功、今回の成功でネットワークが組めることが証明された。この意味が如何に大きいかは、英国の科学誌「ネイチャー」が本成果の投稿論文を昨年の9月23日号の表紙に掲載したことでも分かる。

11.2者での量子もつれの制御は、握手のようにお互いが片手だけで結ばれたようなものだ。それが、3者の量子エンタングルメント制御になると、3人が互いに両手を伸ばして結ばれたようになる。これで初めてリングとなり、ネットワークが組める。

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量子暗号通信

1.光ファイバーを用いた約300kmの量子暗号通信はすでに実証されており、一部では商用利用も始まっているが、情報の損失やノイズという問題が起きていた。人工衛星を介することでより信頼性が高く、長距離の量子通信が可能になる。もし中国が実験を成功させれば、他国の一歩先を行くこととなる。

2.技術の安全性は「解読には膨大な計算がかかる」。量子コンピュータなど、大量の計算をケタ違いに素早くこなす新技術が発展すれば、いずれ容易に解読できるようになってしまう危険性があるのだ。そこで、次世代の機密通信システムとして注目されているのが、量子を使った暗号化通信技術だ。

3.中国が打ち上げる量子科学実験衛星だが、簡単にいえば「遠く離れた場所にある2つの量子において、片方の性質が変わると、もう一方も瞬時に同じ状態になる」という現象、すなわち「量子テレポーテーション」を利用して通信を行おうという試みである。

4.アメリカやヨーロッパ各国、そして我が日本も量子通信の研究を官民挙げて行っている。今までの全ての暗号技術がそうであったように、いずれは量子暗号通信をも傍受する方法が編み出される。中国の新しい衛星は、暗号解読戦争の新たな試み。中国における情報技術の“急速な発展”に注目だ。

5.「量子コンピュータが人工知能を加速する」 – 2016/12/9 西森 秀稔 (著), 大関 真之 (著) :実現は早くても21世紀後半と言われていた「量子コンピュータ」が商用マシンとして販売が開始。
作ったのはカナダのメーカーだが、その原理を考え出したのは日本人研究者。しかも、人工知能に応用でき、グーグルやアメリカ政府も開発競争に参戦、NASAやロッキード・マーティンも活用を開始した。
どのようにして量子力学で計算するのか。どのようにして人工知能、特に機械学習やディープラーニングに応用できるのか。そして、どうすれば日本の研究が世界をリードできるか。 画期的な量子コンピュータの計算原理、「量子アニーリング」を発案した本人が語る。

6.富士通研究所は10月20日、トロント大学と共同で、膨大な組み合わせから適した解を導く「組み合わせ最適化問題」を解く新しい計算機アーキテクチャを開発。半導体技術を用い、柔軟な回路構成を採用することで現行の量子コンピュータより多様な問題を扱え「量子コンピュータを実用性で超える」
組み合わせ最適化問題は、複数都市をまわる場合の最短経路を求める「巡回セールスマン問題」で知られ、数千拠点ある世界的な輸送システムや投資ポートフォリオの最適化など、社会システムの課題解決にも重要だhttp://www.itmedia.co.jp/news/articles/1610/21/news101.html …

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牧野富太郎先生
1.池波正太郎の短編集「武士(おとこ)の紋章」は8人の物語だが、最後に賞物学者牧野富太郎が登場する。他の登場人物が真田信之、黒田如水、堀部安兵衛、永倉新八など武将と呼ばれるに相応しいので、牧野先生が登場したときには違和感を覚えた。先生は明治より少し前、文久2(1862)年生まれの植物学者で、独学で植物について研究していたが、ある機会をえて、東大の研究室で勉強、研究して論文を書いた。池波は牧野の生涯を芝居(舞台)にすること出版社から頼まれて、先生のお宅を訪問して、大変個性的な生き方の感動して、武士とは変わらないと感じたようだ。

2.平成28年11月の初旬、学園を訪問した時に、この新潮文庫の本を持参して、加藤先生にお見せしたところ、h芝居になるという話は聞いた事がないといわれたので、この本を先生にお渡しした。長崎中学の時に、先生はよくショウジョウバエについての話をされていたし、また川原に生育する植物のご研究をされてい他などと記憶していた。牧野先生には私淑され、先生のお宅にはよくよく行かれて、先生から直接に薫陶を受けられていたみたいだった。
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キリスト教の侵略に対抗した秀吉
1.二十世紀初頭、ユーラシアの西端の欧州を本拠地とする白人が、 数世紀におよぶ植民地獲得競争の果てに、アジア、アフリカそして南北アメリカのほぼ全域を支配していた。ユーラシアの東端の極東にある日本のみが、その植民地支配を受けず欧州列強と肩を並べて独立自尊を貫くために苦闘していた。

2.数世紀にわたって膨張し、遂に極東に迫って我が国最大の脅威となった欧州列強が、 剥き出しの物欲と支配欲を覆うために掲げたものは、未開人である有色人種を文明化し、キリスト教徒にするという「神から与えられた摂理」の実現だ。 キリスト教は有色人種支配を正当化する宗教として機能してきた。

3.キリスト教による支配の実態は異教徒や有色人種を人間とみなさい支配で、つまり、キリスト教とは異教徒を人間とみなさない恐るべき宗教として数百年にわたって非ヨーロッパ世界に君臨した。 白人キリスト教徒は、アジア・アフリカにおいて、 原住民を「家畜」として売買してきた。

4.キツネやウサギの狩りを楽しむように「原住民」の狩りを楽しむことができた。豪政府が原住民であるアボリジニを「人間」とみなして人口統計に入れたのは、1976年の憲法改正以降であった。欧州においても千年にわたって、隣人を「魔女」や「異端」と決めつけて火あぶりにして殺戮してきた。

5.ローマ帝国が392年にキリスト教を国教としてローマ帝国の支配圏に広げたことは、 二十世紀に至る人類の大惨害の発端であった。日本がこのキリスト教による惨害を免れたことは、ひとえに、キリスト教の本質を直ちに見抜いて禁令の措置を執った秀吉の決断によるもので、秀吉の慧眼に感謝しなければならない。

6.非欧州世界の指導者は、スペイン・ポルトガルの植民地化の尖兵で工作員であるキリシタン宣教師のもたらす利益に籠絡されてきた。我が国の「キリシタン大名」もそうである。しかし、秀吉だけは違ったのだ。彼はキリシタンの口先の偽善と欺瞞に怒り、我が国の国柄すなわち國體を護った。もし秀吉がいなければ、今、日本は日本ではない。彼の朝鮮出兵も、大陸の明と基督教の侵略に手を結び対抗することが目的だった。
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共謀罪は必要だ。
1.共謀罪は必要であるが、個々人の心の中にまで入り込んで規制し、言論の自由や思想信条の自由を阻害する余地のないように、目に見える歯止め、外形的要件を定めることが欠かせない。テロ等準備罪を新設する組織犯罪処罰法の改正案は「国際組織犯罪防止条約」を批准するために必要な国内法である。
2.日本周辺の国際情勢の厳しさを見れば、なぜいま同条約を批准しなければならないのかがわかる。北朝鮮の脅威、不安定さの中で左傾化する韓国情勢などが懸念されるが20年の東京五輪に向けて、テロや犯罪が国内外で発生する危険は高まり続ける。テロや犯罪防止情報は国際社会と協力が不可欠だ。

3.各国は相互に協力し、その枠組みが国際組織犯罪防止条約である。国連加盟国の96%、187か国が締結しており、未締結国は日本を含めて11か国のみだ。政府は同法案を3月21日に閣議決定し、6月中にも成立させたい方針だが、国会は森友学園問題などに日程を取られ、議論が進んでいない。
4.日本国の法律では、犯人たちが武器を持って狙った家に侵入した段階ではじめて、逮捕できるという。しかしそれでは遅すぎる。人質を救うこと自体、どれだけ大変なことか、犠牲者がでる危険性も十分にある。だが日本の法律は、基本的に犯行後に対する処罰であり、本来守れるものも守れない。

5.テロリストが水源に毒を入れて多くの人を殺害し、社会に混乱を起こそうと計画したとする。現行法では計画を立てても、毒を購入しても逮捕できない。毒を持って水源地に行っても何もできない。現行法で逮捕できるのは彼らが水源に毒を投げ入れた瞬間だ。環境は汚染され、人々は死に追いやられる。
6.そんな事態が予測されても、事件が起きるまで取り締まれない現行法で万全なはずはない。「テロ等準備罪の下では、犯人たちが人質を取るための武器を買ったり、水源地を汚染する毒を入手した段階で逮捕、取り調べができるようになる。テロ等準備罪が現行法の重大な穴をふさぐ機能を果たす。
| - | 05:54 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
日本の誇り
1.江戸時代に日本を訪れた外国人は、日本人の礼儀正しさや謙虚さ、立ち居振る舞いに驚いた。日本ほどの素晴らしい文明国は無い、と本国に報告した。人間の本質というのは、そういった礼儀作法や立ち居振る舞い、言葉遣い等に表れる。日本の武士だけでなく農民でも漁師でもきちんと出来ていた。

2.日本には民主主義が存在していた。武士や農民、商人など分け隔てなく江戸時代以前から日本は、寺子屋などの学問所を設けて独自の教育を施していた。中世でこのような教育をしていた国は日本以外ない。歴史を遡って日本はどのような国か、日本人とは如何なる民族か、とてつもない偉大な民族である。

3.日本には全ての自由が与えられていた。特に信仰の自由が保障され、どんな信教や教を信仰しても迫害を受けることも、また信教の自由を侵されなかった。ある外国人が「なぜ日本は仏教国なのにクリスマスを祝う」との質問に、日本は実は仏教国ではなく、神を崇める国で、八百万の神を信仰する国だ。

4.森羅万象全てが神であると言う、他国にはない「神道」を日本はもっている。自然界に存在する、山・川・老木・岩・故人はては動物までを神として信仰する、他の国にはない。日本を守り続けて来た天皇陛下だが、日本国民と苦楽を共にする王室は日本以外にはない。

5.地震大国でありながら全世界の自然災害に支援する国が日本で、このような誇れる国は全世界を見ても日本以外に存在しない。仏教は1212年にもたらされた宗教で、古事記の時代には存在してはいなかった。戦後、GHQが神道を撲滅しようとしたが、ローマ法王に止められたのは有名な話だ。

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米国での慰安婦像撤去訴訟
1.慰安婦問題の根底には、過去に酷い侵略を行ってきた米国がアジアから欧米人の侵略を排除しようとした日本人の正義有る行為を潰した事に対し、米国に正義が有るとしたい為に、日本人を極悪非道の人種だと貶める為の作為的な政策がある。

2.欧米人は現在でも極悪非道な行為を正義は我に有りと続けている。日本人が自信と力を持つ事がアジアの平和と繁栄を続ける為に必要だと思う。米国にある慰安婦像の撤去を求めて米在住の元大学教授・目良浩一氏が起こした慰安婦像撤去訴訟は敗訴した。判決内容は不当だが決して無駄ではなかった。

3.敗訴したがこの訴訟により、米国で新たな慰安婦像の設置は抑制された。安易に慰安婦像を建てると訴訟に巻き込まれるという警戒心を与えた。日本政府=外務省を巻き込むことに成功した。米連邦最高裁に上告するにあたり、日本政府の意見書を提出することができた。この意味も大変大きなものがある。

4.日米関係史上、日本人が米国の地で、歴史問題に関して公然と日本の立場を主張したのは初めてだ。目良氏の行動に日本人だけでなく、米国にに住む日本人に勇気を与えた。目良邸には全米各地から現金やチェックが送られてきた。普段は固く口を閉ざし祖国日本が侮辱されていることに悔しい思いだった。

5.グレンデール市の慰安婦像撤去裁判の根底には米国人の多くの人が国連や韓国が吹聴している慰安婦性奴隷説に染まっている。この国では、かなりのインテリでも、日本軍は女性に対して組織的に人権蹂躙をしたと思っている。判事までが間違った知識に染まっている。

6.判事はまともな法律論に入らずに、そのような悪事を働いた人たちを擁護する人は悪人だと決めつけてしまう。今後は、慰安婦に関する正しい知識を普及することが重要だ。慰安婦問題に限らず、第二次世界大戦における日本国の行動全体に関して、歴史的事実に即した知識を普及することだ。
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