1.量子力学の二重スリット実験 - 量子論の不思議な世界 http://www.geocities.jp/x_seek/entrance.html …
電子の状態は次の波動関数で表現し Ψ (x ) この関数をプサイ エックスと呼ぶ。 波動関数とは複素数の関数だ。
2.二つのスリットを通る両方の可能性に対応する波動関数 Ψ1 (x ), Ψ2 (x ) を足すと、 Ψ (x )= Ψ1 (x )+ Ψ2 (x ) となる。この足し算によって干渉が発生し、これを重ね合わせの原理と呼ぶ。電子の観測確率P(x )は波動関数の絶対値の2乗となる。
3.ファインマンは1965年に 「法則の背後のからくりなどを発見した人は、これまでひとりもいない。 いま 説明した以上のことを説明できる人はいない。 いまの状況をより深遠に表現してくれる人はない。 上に述べた結果を導きうるようなより基本的な機構について仕組みはわからない」。
4.波動関数は粒子の観測確率を記述する関数で物理的意味を考える。1個の電子が飛んでいる。 その電子の状態は波動関数で記述できる。右方向が電子の進行方向です。 上方向が虚数で、斜め方向が実数で波動関数は複素数のため、それを表現するために3次元空間が必要となる。 複素数は普通の螺旋だ。
5.電子半径は1フェムトメートルより小さい。 1fmは、10のマイナス15乗m。 原子核の大きさは1fmで電子は原子の大きさに広がっている。原子半径は53,000fm。 原子核が半径1mmの球ならば、電子は半径53mの領域に広がっている。 電子を1カ所で観測する事を波動関数の収縮という。
6.2乗して-1になる実数は存在しない。虚数の存在を仮定することに違和感を覚える。 奇妙な数を定義したら、どこかで矛盾が生じる。 どこまで行っても矛盾はなく、むしろ必要なピースが埋まったパズルのように、うまくいく。 ありえない数を仮定して、これほどうまくいくのはなぜか。