ある女子大教授の つぶやき

日常の生活で気がついたことを随想風に綴ってみたいと思います。
日本の選択する道
1.「汝、平和を欲するなら戦いに備えよ」。ローマ帝国の軍事学者ウェゲティウスの言葉こそ日本の国防戦略に相応しい選択肢だ。平和のカギは平時における準備にある。紛争に巻き込まれることを恐れたり、敢然と立ち向かう姿勢を躊躇すれば、却って相手を増長させ平穏な暮らしは消滅する。

2.スイスの永世中立は国民皆兵が前提で、もし国民に選択の自由があれば国是は瓦解する。「兵は詭道なり」と孫子の言葉を信じ、相手がどのような手段できても万全の備えをしている。日本には之だけの覚悟は無いから、せめて国連憲章を頼りにして、様々な自衛権を固めるだけだ。

3.無抵抗主義がスイス国是の対極にあり、非暴力・非服従運動で、9条をシンボルとした反安保法制を連呼した人々だ。インドのガンジーが有名で英国の圧政に丸腰で立ち向かい射殺されも民衆は銃口に向かって進んだ。その挙句、侵略者に服従するか他国に逃れざるを得ない道を選択する覚悟があるか。

4.話し合いで民主主義と自由を保持しようと主張する人々にその覚悟はできていない。自分やその子供や家族の生命第一がこの人々の生活信条だ。それらを犠牲にしようなどという発想が生まれない。侵略者の思うままに服従したいとも思ってはいない。学者が法律がどうだという問題を越えているのだ。

| - | 10:22 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
ナンバー制度のリスク評価
1.「12ケタの番号だけが漏えいしただけではすぐにセキュリティーのリスクがあるとは言えない」、「今後産業利用が進んでいき、個人番号と名前、住所、銀行口座、病気の治療情報…などの情報が番号とセットで漏れる事態が起きれば、危険性が高まる」。

2.「マイナンバーには手続きが必要で、早くしないと刑事問題になる」と電話がきたり、「マイナンバー制度の導入で個人情報を調査している」と個人宅を訪問し、資産や保険加入情報などを聞き取られたりする人もいた。電話やメール、直接訪問といった形で個人情報を盗もうとする。

3.「不正なサイトを設けてマイナンバーを入力するよう求める手口のほか、『マイナンバーを利用して税の還付を受けるには口座番号と暗証番号が必要です』などと嘘を書き、マイナンバーそれ自体ではなく銀行の口座番号や暗証番号を盗もうとする手口もある。

4.役所や勤務先の手続きに必要なとき以外、他人に「マイナンバーを教えてほしい」と求められても絶対に教えないことだ。マイナンバーの通知カードや個人番号カードを受け取ったとき、SNS、LINEなどにマイナンバーや個人番号カードの写真を掲載、ネット上で巧妙に個人番号を聞き出そうとする。

5.「銀行のネットバンクではサイト上に詐欺の注意喚起が大きく書かれているように、官公庁のサイトでも『メールでマイナンバーを伺うことはありません』などの忠告が書かれている。騙されないために警告に目を配り、そのときどきの詐欺の方法や特徴を事前によく知っておくこと。

6.マイナンバーを利用してe-Taxで納税するなどの必要性からパソコンにマイナンバーを保存しておく場合、そのパソコンがウイルスに感染すればマイナンバーやパスワードなどのさまざまな個人情報がでる。OSのバージョンやウイルス対策ソフトを最新の状態にし、セキュリティーの高い状態を守る。
| - | 05:05 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
民主主義を踏み躙ったのは誰か
1.民主党の幹事長が「民主主義が蹂躙された」「民主主義が死んだ」などと声高に叫んでいたが、法案成立に反対することだけが民主主義か。自民党は昨年12月衆院選の選挙公約に安保法案成立を掲げていたし、それを受けての自民圧勝という結果も民意そのものだが、法案審議が始ると、何故かこうした民意がかき消された。

2.参議院理事会室の前に陣取った野党の女性議員たちが「セクハラ」被害を訴えたりする茶番までもあった。審議を妨害したのは民主共産の野党だ。生活の党の山本太郎議員による「お葬式」パフォーマンス、本会議場の檀上で、喪服姿の山本氏が数珠を片手に焼香するふりをして、議事進行を遅らせる「引き伸ばし作戦」を決行した。

3.学生団体「SEALDs」をはじめとする国会前デモや、法案成立をあらゆる手段で阻止しようとする野党議員の声ばかりが、新聞やTV報道を中心に取り上げられた。この法案に「戦争法案」や「徴兵制復活」などとデマに近いレッテルを貼り、世論を扇動した偏向メディアの影響は無視できない。それを批判も出来ずにまともに受け取る無知の反日インテリや大衆も多かった。

4.衆参両院での審議時間は、92年の国連平和維持活動(PKO)協力法を上回り、両院に記録が残る中で最長の220時間だ。しかも、議論の中身は、重箱の隅をつつくような揚げ足取りばかりで、野党側からは対案さえ示されなかった。憲法学者の違憲談義も国際的には全く的はずれだった。議論とは名ばかりの不毛な審議だったとの印象は正直否めない。

5.意味ない政治パフォーマンスで採決を徒に引き伸ばした野党、国会前で罵詈雑言を叫び、恰も自分たちの行動が「正義」であるかのように主張したデモ参加者たち、こうした反対派の声だけをことさら強調し続けたマスコミの皆さん。「民主主義は死んだ」のではなく「民主主義を殺した」のは、実は君たちだった。

| - | 17:00 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
バブル現象
1.バブル景気は景気動向指数(CI)上は、1986年12月から1991年2月までの51か月間に、日本で起こった資産価格の上昇と好景気、それに付随して起こった社会現象とされる。平成景気や平成バブル景気とも呼ばれる。政府の公式見解では数値上、第11循環という呼称で、指標を示している。

2.多くの人が好景気の雰囲気を感じ始めたのは1988年頃からで、政府見解では、1992年2月までこの好景気の雰囲気は維持されていた。米国の2003年以後の住宅と金融を中心にした資産価格の高騰、景気拡大期を米国バブルという。バブル景気と崩壊、文化・流行・社会現象はバブル時代。

3.1980年代後半には、山手線内側の土地価格でアメリカ全土が買えるという算出結果となるほど日本の土地価格は高騰し、日経平均株価は1989年12月29日の大納会には、史上最高値38,957円44銭を付け、資産価格のバブル化が起こっていた。このことを「バブル経済」と呼ばれる。
続きを読む >>
| - | 05:48 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
9条は戦争放棄条項ではない
1.憲法制定時は自衛目的の戦力保持と、自衛戦争すら違憲だった。吉田首相は1950年に解釈改憲を行い、後の自衛隊創設を可能にした。この不都合な真実を無視して「自衛隊や個別的自衛権は合憲だが、集団的自衛権行使は違憲」という、72年の憲法解釈を絶対的な前提とした違憲論は、底が浅すぎる。

2.共産が戦争法案レッテルを貼り、社民は徴兵制との主張をした。大衆不安をデマで煽る方法は無責任野党の常套手段だ。岡田は03年5月の読売で「今の憲法は全ての集団的自衛権の行使を認めていないとは言い切っておらず集団的自衛権の中身を具体的に考えることで十分整合性を持って説明できる」。

3.「国際平和を希求」という戦争放棄の前提に対する議論がなく、ただ自衛戦争の是非ばかりに議論が集中した。国際平和への貢献こそ日本の国家存在の目的だ。それに沿わない時には戦争を放棄してはいない。野党は違憲と戦争放棄と叫ぶだけの無毛な議論を繰り返した。自衛権は9条に根拠がある。

4.国連憲章には個別も集団も自衛権として明記されているし、日米安保条約にもある。つまり、国家は全ての自衛権を持つ。自衛権のあるなしの議論は意味が無いのだ。憲法学者が憲法理論を振り回し、集団的自衛権は違憲と決め付ける誤りを犯した。9条から自衛権を明確に読み取れる事を勉強して欲しい。

5.「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。」より、戦争放棄の条件として「国際平和を希求」がある。この条件が崩れたら、戦争放棄はなくなる。

6.9条の第2項「前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」とある通り、前項の目的が達成されなければ、戦力を保持し国の交戦権も存在するのだ。つまり、戦争放棄の前提条件が満たされなければ、戦争は放棄していない。9条の改訂も不要。

| - | 09:11 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
日本の起源
1.日本民族は温暖な気候と緑豊かな環境、島国で多民族の侵略もなく、人類が誕生したままの感性を持ち続けてきた。また、民族の精神の根源ともいうべき日本語は近隣諸国とは全く独立した固有の言語であり、先史民族に自然に内発したものだ。縄文前期ん地層から稲の化石も発見され、6千年前のことだ。

続きを読む >>
| - | 05:49 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
希臘とどこが違うか
1.日本は希臘みたいにはならない理由は、希臘と違って国民がカネを持っているからだ。日銀の資金循環統計によると、個人保有の3月末の金融資産残高は、前年同期比5%増の1708兆円と過去最高だ。円安や株高で株式などの時価評価額が膨らんだからだからだが、借金1053兆円より遥かに多い。

2.政府も500兆円超の金融資産を保有する他、国有地など資産もある。だから、とりあえずは希臘みたいにはならない。借金が膨らんで国債が返済不能となって暴落しない。政府が赤字国債を発行しても、多くはカネを持つ日本国民や国内の金融機関が消化していた。国外の金融機関の保有が多い希臘と違う。

3.国債が日本の中で配られているうちは安心だ。国債暴落が心配なら、誰も低金利の日本国債を買わないはず。日本の国債は信頼されているから世界最低金利だ。懸念材料は日銀の国債保有残高が300兆円を突破した。日本の金融機関は国債依存比率を下げている。財政再建努力を忘れてはならない。

| - | 05:01 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
野党野合政権
1.志位が国民連合政権などと曖昧な事を言っているが、共産主義連合政権と明確に言うべきだろう。国民連合では野党野合政権としか聞こえない。それでは、すぐに分裂して日本を混迷に陥れるだけだ。少なくとも共産主義と名を打てば、非民主主義暴力容認政権と理解できるから未だましだ。

2.民主党政権が崩壊したのは、何から何まで主義主張が曖昧で、言う事なす事がまともでなかったからだ。国民連合と言うのはこの二の舞を踏むだけだ。選挙のために国民の目を誤魔化す野合政権など国民は拒否するだけだ。安保法制を戦争とか徴兵とかで反対した人は、何も考えない学生など単細胞だけだ。

3.「政治家やマスコミが自分で勉強もせずに『レッテルで作られた世論』を使って主張するのはおかしい。」と櫻井さんはいう。マスコミ出身でもまともな人はいるのだ。国会のデモの報道を、国民の多くが集まってと嘘を絶叫する古舘みたいな人もいるが、審議を拒否して、恰も強行採決と言う人もいる。

4.民主党最大支持母体である連合傘下の組合は共産党への警戒感は強く、共産党との連携の動きは、民主党内の亀裂をさらに広げるだけだ。安保反対では岡田はまるで共産党のお先棒担ぎみたいだったから、これで民主党解体が、更に加速する。共産党は国民連合とか隠れ蓑を使う事が見え見えだ。
| - | 13:42 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
自衛権と憲法
1.憲法解釈の変更は必要に応じてなされてきた。憲法解釈を守って国亡ぶ事態を避けるためだ。解釈の変更が立憲主義を逸脱するなどと学者が主張するなら、この国は一貫して立憲主義に反してきた。自衛権は国連憲章でも認められている国家の自然権で、集団的自衛権の行使容認は主権国家として当然だ。

続きを読む >>
| - | 05:54 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
集団的自衛権こそ固有の権利
1.憲法学者にとっては、憲法は飯のタネで、之を失ったら講義もできないし飯も食えなくなるから、守るべき法律である事は理解できる。しかし、守るべきと思っているものが、国際法に違反して生まれたものならば、極めて滑稽なことになり、憲法学者はドンキホーテの従者サンチョ・パンサとなる。

2.日本国憲法の制憲過程に重大な瑕疵があり無効である。あるいは平和条約締結にともない自動失効している。旧憲法の改正手続きに則り速やかに新たな自主憲法を策定すべだ。GHQが原文を作成しGHQの監督下の国会で行われた憲法の制定は、ハーグ陸戦条約に違反し、大西洋憲章の理念に反している。

3.集団的自衛権が国内では問題にならない。国際間の権利で、国際法上の権利で、国際社会においては、各国の憲法よりも国際法が優位するというのが法学者の常識であり大前提だ。国際法上の権利で認められているが故に、憲法にも書かれていない。領土主権と同じでどの国でも記載は無い。

4.国連憲章51条に、全ての国連加盟国に『固有の権利』として集団的自衛権を認めている。国連加盟諸国は全て国際法上、集団的自衛権を有し、行使することができる。日本国憲法に、わが国には集団的自衛権があるとか行使できるとか書いていなくても、当然のこととして権利があり行使できる。

5.国際法の基本である国連憲章は集団的自衛権を、日本語訳では全加盟国の「固有の権利」と書いている。フランス語では固有の権利よりももっと強い意味を持つ「自然権」と書かれている。いかなる国にとっても当然の確固たる権利だということだ。

6.憲法学者の判断をもって集団的自衛権は憲法違反だと決め付けること自体が憲法違反だ。テレ朝の報ステは200人の憲法学者にアンケート調査で回答した150人中146人が違憲だいう。憲法81条は憲法解釈について最終的判断を有するのは最高裁だと規定し、最高裁は集団的自衛権を認めている。

| - | 09:39 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
SPONSORED LINKS
PROFILE
LINKS
CALENDAR
S M T W T F S
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930   
<< September 2015 >>
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
新着コメント
新着トラックバック
MOBILE
qrcode