ある女子大教授の つぶやき

日常の生活で気がついたことを随想風に綴ってみたいと思います。
ソ連崩壊と日本システム崩落の序章
1.1983年のG7サミットは米国の古い町ウィリアムズバーグで開催された。この会での西側陣営の乱れなき結束と対決の意思が、その後の東欧衛星国の完全独立への行動に励ましを与え、ひいてはソ連の崩壊へのスタートになったことは歴史が証明している。中曽根はレーガンとサッチャーに媚びた。


2.ソ連がヨーロッパで中距離核ミサイルSS20を展開したことに対し、米国が対抗上ミサイルを配慮すべきかであった。前向きな姿勢なのはレーガンとサッチャーのみで、独仏加などは消極的な姿勢をとり、会議はいまにも決裂しそうな気配を見せていた。そうした状況の中、中曾根は敢然と発言する。
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放射線の話
1.原発反対者はチェルノ事故で奇形児が大量発生したと喧伝するが統計的に人を騙すトリックだ。世の中にはある一定数の奇形児は必ず生まれるから、その症例の写真やビデオを取って、チェルノの石棺をバックに悲しい音楽を流せば、人類の敵という原発を止めるための、お涙頂戴ができあがる。

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自衛権論議のポイント
1.どこの国でも自衛権は正当防衛と対比され、英語では「自己防衛」で同じだ。侵略戦争はしないという憲法は世界では珍しくなく、そこでも集団的自衛権の行使は当然のこととされている。国会で議論が出てくる背景には、カネやイノチの犠牲なしに、国が守れる状態が70年も続いてきた事がある。

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五次方程式の解
1.ガロア理論(Galois)は代数方程式や体の構造をガロア群を用いて記述する理論で、1830年代のエヴァリスト・ガロアによる代数方程式の冪根による可解性などの研究が由来。二次方程式で二つの根を置換(入れ替え)しても方程式は変わらない。根と係数の関係からわかる。

2.三次方程式では根の置換は6通り。この置換は「群」という構造を持つ。この置換群と方程式を解くことの間に密接な関係があることを示したのがガロア理論。方程式の解の公式は群を使って調べるという方法を見出した。五次方程式の解を求める公式は四則とべき根を使って作ることができない。

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秘密結社
1.倫敦とパリにフリーメイソン博物館がある。謎に包まれた秘密結社で、何をしているか分からない恐ろしい団体と思われている。英王室メンバー、米初代大統領やトルーマンも会員、モーツァルトはフリーメイソン関連の作品を遺し、ネルー首相も会員だ。元は石工の組合で、世界最古の非宗教・友愛・慈善団体だ。
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日本とドイツの方法
1.戦後、独は東西に分断され平和条約を締結できなかったため、国家間賠償は延期、事実上放棄された。敗戦国ドイツに支払い切れない懲罰的な賠償を課し、ナチスの台頭を招いた第一次大戦の反省からだ。1990年に東西が統一された際も賠償請求権は消滅していることがドイツ政府の立場だ。

2.これまで独はギリシャの中央銀行から奪った金塊や虐殺に対し賠償する、東西ドイツが一つになったら支払うと約束してきた。統一したら今度は金融システムが1つになるまで5年待てと言って何もしなかった。金塊は今では10兆円相当の価値がある。裁判でもだめだった。
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バンドン会議に招待されて演説した理由
1.多くの韓国人は「日本は今もアジアの国から恨まれている」と誤解している。韓国がアジアという時は、イコール韓中だけで他の国は視野に入っていない。視野が狭いため、バンドン会議60周年会議で安倍演説に過去の歴史に対し反省だけで謝罪がないと批判したのは、参加もしていない韓国だけだ。

2.バンドン会議は第二次大戦後に独立した亜阿諸国が反植民地主義や民族自決、世界平和などを掲げ55年に開催した。スカルノ、ネール、周恩来、ナセルが中心となり非同盟運動のきっかけになった。日本は60年前にも招かれ、今回も安倍首相が招かれた。日本が招待されて演説した事すら韓国人は理解できない。
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吉野作造の誤り
1.吉野作造( 1878年1月- 1933年3月) は大正年間を中心に活躍した日本の政治学者、思想家である。東京帝国大学で教壇に立ち、大正デモクラシーの立役者となった。1913年のカリフォルニア排日土地法の成立についての吉野の見解は、日露戦争後の米国の排日思想を見誤っている。
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出自の卑しい河野談話と村山談話
1.村山談話も河野談話もその生まれが健全ではない。こそこそといつの間にか生まれた継子みたいだ。1995年6月9日金曜日の夕刻、衆院内に「本日は本会議は開会されないので、各議員は選挙区に戻られたし」という通知出されたので、議員の半数以上が国会を離れた。土井議長は19時に開会して決議したのが村山談話だ。

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正しい戦争などあるか
正しい戦争はない。
1.「間違った戦争」だが、ポ宣言は降伏を要求する文書なので、米英中にとって敵国である日本が間違っているのは当然だ。戦争はいつも「自分は正しく敵国が間違っている」と思うから始まる。日本にとっては米英は間違っていたとなる。戦争中に敵国から「間違った戦争だ」といわれて降伏しただけだ。子どもの喧嘩で「間違いを認めたら、もう殴らないよ」というのと同じだ。
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