ある女子大教授の つぶやき

日常の生活で気がついたことを随想風に綴ってみたいと思います。
日本の技術の基本
     21世紀に入ってからの自然科学系のノーベル三賞、物理、化学、医学の日本からの受賞者は11名であり、この数はEU全体よりも多い。この賞がすべてではないが、これまでの日本の科学技術の教育システムが間違っていたとはいえない。また、ものづくり日本の基本的な方向をこのシステムが維持してきたともいえる。


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| 科学 | 05:37 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
坂の上の雲について
 

乃木希典大将

米国陸軍士官学校

  NY市からハドソン河沿いに車で2時間ほど北上するとウエストポイントに達する。そこには米国陸軍士官学校がある。河を見下ろす高台にありキャンパスは特別の日以外は一般に開放されている。住んでいた所から1時間ほどの所だったので何回か出かけたことがある。ある時、通りかかった学生と話をしていたら、日本人ならGeneral Nogiを知っているだろうと聞かれた。彼の話によると、ここで使われている教材に乃木将軍のことが取り上げられているという。

 

  

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| 歴史 | 05:29 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
中小企業延命策の終了
 1.3月末にリーマンショック後から継続してきた中小企業延命策が終了する。昨年末までの申請数は400万件で、適用した債務総額は100兆円という。この間、これのおかげで東日本大震災でも倒産件数は低水準だった。安部内閣は延命しないというから、倒産危機に10万社が晒される。金融庁や銀行は休廃業を指導中で、統計上の倒産を減らす努力をしている。
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| 政治 | 05:59 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
歴史の真実とは 司馬文学の問題
 

要塞の戦い

  日露戦争のポイントは旅順要塞攻撃、奉天会戦、日本海海戦である。2年前にNHKの「坂の上の雲」で放映されたように、中でも旅順要塞の攻撃は難攻不落の要塞に立ち向かった日本兵の物語として小説や映画で何回も記録されている。世界史の中で有名な要塞攻略はいくつかあるが、攻める方が必ず勝利している。攻撃は最大の防御という事実が証明されている。近代戦の中で最初に登場してくるのが、1853年クリミア戦争のセヴァストポリの戦いである。この戦争は英仏土連合軍と帝政ロシアの間で行われた。

  

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| 歴史 | 05:45 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
面子が潰された
    北朝鮮の核実験で兄貴分の中国の面子が弟に潰されたと報道されている。果たして額面どおりに受取っていいのだろうか。中国人にとって、メンツはカネと同じくらい大事なことだ。1950年に中朝両国は朝鮮戦争でアメリカ、韓国と戦って、中国人兵士は20万人も戦死した。この中には毛沢東の長男もいた。だから中国は北朝鮮の兄貴として国際社会から認知されている。
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| 国際関係 | 05:56 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
核兵器製造ネットワーク
 1.オランダの東部、ドイツとの国境が近い町アルメロにドイツ、オランダ、英国は国際共同企業体ウレンコURENCOを1971年に設立し、遠心分離法による商業ウラン濃縮を開始した。この施設にオランダで学んでいた一人のパキスタン人が取引先の核関連企業の社員として、出入りしていた。
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| 国際関係 | 05:26 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
ノモンハン事件の真実(2)
 ソ連の北海道侵攻作戦
1.竹島、尖閣、北方4島の問題に関連して、ソ連の北海道占領計画についても明確に認識しておかなければならない事に気がつく。スターリンの日本に対するトラウマは日露戦争とノモンハン事件での日本軍に対する恐怖心にあった。そのために1945年2月のヤルタ会談で米国ルーズベルト大統領からから武器を供与されながら対日参戦を躊躇っていた。
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| 歴史 | 05:28 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
ノモンハン事件の真実
スターリンのトラウマ
 1.ノモンハン事件は1939年、満州とソ連の国境で起きて、教科書では日本軍がソ連の近代兵器に壊滅的打撃を受けて、 ソ連の9千人に対して、日本は5万人の犠牲者を出したと、高校の教科書にまで記されている。ソ連崩壊後の情報公開グラスノスチで明らかにされたのは、事実は全くこの逆で、スターリンに日本軍強しのトラウマを与えたようだ。
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| 歴史 | 05:12 | comments(1) | trackbacks(0) | ↑TOP
ウイルスについて(その2)
 

ウイルスを捉える
    コンピュータウイルスは猖獗を極めているが、本当のウイルスはすでにはやり出している。インフルエンザの季節だ。この病の元であるウイルスは、大腸菌などの病原微生物の大きさをサッカーボールとすると、パチンコの玉程度の大きさである。大腸菌などの単細胞微生物はその直径が1マイクロメータであるから、ウイルスは光学顕微鏡の視野では捉えることはできない。ウイルスは100年ほど前にはすでに、その存在が確かめられていたが、その姿を捉えることができたのは電子顕微鏡が開発された1930年代になってからである。だからそれ以前に、黄熱病ウイルスを見つけたという野口英世博士の業績は抹消されてしまった。

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| 社会 | 05:53 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
否決された提案
 1.日本が開国した1868年明治維新の頃、アジア、アフリカ諸国には欧米諸国が文明の神聖な使命などとという恥ずべき言葉で植民地として進出していた。日清、日露戦役でこれに対抗した日本は1914年に始まった第一次世界大戦に連合国として青島の独軍と戦った。そのため1919年のパリ講和会議に参加した。
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| 歴史 | 05:35 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
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