文章題の算数シリーズ(2)
4.相当算
例1.太郎君の所持金の3/5は1800円である。所持金はいくらか。
解説1:所持金を5つに分けて、3つ集めたものが1800円だから、5つに分けた内の1つは、1800÷3=600(円)となる。これを5つ集めたら、全体の所持金となるから、600×5=3000(円)となる。
解説2:1800÷3/5=1800 ×5/3=3000(円)
例2.花子さんは所持金の1/7を使ったところ、残りは540円となった。花子さんの初めの所持金はいくらか。
解説1:所持金を7つに分けて、1つ分使ったので残りは6つ分ある。これが540円に相当する。だから、1つ分は540÷6=90(円)となる。初めの所持金は、90×7=630(円)となる。
解説2:540÷(1−1/7)=540×7/6=630(円)