ある女子大教授の つぶやき

日常の生活で気がついたことを随想風に綴ってみたいと思います。
アマより劣るプロはいらない
 

検察審査会

  法治国家では法律にない事では何人も何ら罰則は受けない。法に照らして犯罪構成要件を満たさなければ、起訴されることはない。これを判断するのが法律のプロである検察庁だ。ただし、検事も人間であるから、同僚や官僚に対する法の適用には遠慮が入りかねない。検察がするべき捜査を怠った場合がある。そのための歯止めとして、検察審査会制度がある。  

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| 政治 | 18:30 | comments(1) | trackbacks(0) | ↑TOP
軍事的隷属からの脱却
言う通りにはならない

  「今までのいろいろな努力を潰してきた」と先日の党首討論で、自民党総裁が首相を非難したが、これまでに自民党が沖縄のためにやってきた「いろいろな努力」とは何を指しているのだろうか。41年前に合意した沖縄返還交渉で、米国が負担すべき軍用地の返還費用や米軍施設の移転費用を日本国民が負担することを、時の佐藤首相はニクソン大統領に約束した。また、円と交換したドルを無利子で米国に預託することまでした。さらには、有事の際には、沖縄に核兵器を持ち込むことを黙認する密約までしてきた。その後の自民党内閣は最大の努力をして、密約はないと言い続けてきた。

  

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| 国際関係 | 14:01 | comments(1) | trackbacks(1) | ↑TOP
事業仕分け第2弾
事業仕分けの限界

行政刷新会議が行う独立行政法人を対象とした事業仕分け第2弾が始まった。多くの一般傍聴者が集まり、関心の高さがうかがえる。首相は「長年の天下りなどの垢というものを完全に洗い流す。そして大掃除をやってもらう。その思いに私としても大いに期待をしています」と述べているものの、早くもその限界が見えてきている。

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| - | 18:55 | comments(1) | trackbacks(0) | ↑TOP
日米関係の観点
日米関係の濃淡

  194112月初めに、日本軍がハワイの真珠湾を攻撃したニュースを聞いて、時の大統領ルーズベルトは小躍りして喜んだという。何故ならば、中国をはじめアジアに米国の経済的な権益を拡張しようと思っていたが、極東で勝手な振る舞いをする日本には手を焼いていたからだ。これで、国際的には大手を振って日本を攻撃することが可能となったし、米国民の愛国心を奮い立たせることができるからであった。

  

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| 国際関係 | 18:20 | comments(2) | trackbacks(0) | ↑TOP
モートンの熊手

バッシングからディッシングへ
   
「日本はずし」から「日本切り捨て」などとウォール・ストリート・ジャーナルの意見欄で記事が出されている。また、民主党政権はどちらも望ましくはない二つの選択肢から、どちらかを選ばざるをえないという「モートンの熊手」状態になっていると酷評している。自分たちの思い通りにならないと、相手をぼろ糞に貶すことで、事態の打開を図ろうとするのは、これまでの米国の採る常套手段である。

 

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| 国際関係 | 20:35 | comments(1) | trackbacks(0) | ↑TOP
オフイス2010版
オフイス2010

   20032007とバージョンを上げてきたオフイスソフト2010版が登場する。クラウド時代に入ってきているので、もはやパッケージでソフトを売る時代は終わったと思っている。MSのソフトを購入しなくても、フリーで使えるオフイスソフトはグーグル版とか、リナックス版などいくらでもあるし、パッケージ版でも3000円ほどで購入できるものも登場している。もしかして、この2010版が最後の有料ソフトになるかもしれない。

   

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| ネット | 19:54 | comments(1) | trackbacks(0) | ↑TOP
遅ればせ新党
新党改革

またまた新党であるが、二番煎じ、三番煎じでは全く新鮮味はない。舛添氏はオオカミ中年とか、ヒラメなどと党内で散々に叩かれて、いたたまれなくて離党したようだ。今さら新党を作っても、政党交付金もないしカネのあてもないので、活動のしようもなかったが、幸い参議院には、選挙を控えてどうにも行き場のない改革クラブという政党があり、ここに入党して、カンバンを新党改革と書きかえることで、何とか体裁とカネを整えることができた。

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| 政治 | 21:43 | comments(2) | trackbacks(2) | ↑TOP
入試数学 整数問題の基礎(4)
4.公約数と公倍数

  二つの整数ABに対して、Aの約数でもありBの約数でもある整数を「ABの公約数」という。Aの倍数でもありBの倍数でもある整数を「ABの公倍数」という。1はいつも公約数であり、0はいつも公倍数であるが、普通はこれらを除く。

 

  二つの整数ABの公約数の中で最大のものを「ABの最大公約数GCD」といい(A,B)と書く。(A,B)=1、すなわち最大公約数が1である2整数は「互いに素である」という。二つの整数ABの公倍数の中で最小のものを「ABの最小公倍数LCM」といい[A,B]と書く。

GCDGreatest Common Divisor 最大公約数

LCMLeast Common Multiple 最小公倍数

入試数学 整数問題の基礎(1)
入試数学 整数問題の基礎(2)
入試数学 整数問題の基礎(3)

 

 

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| 学問 | 14:16 | comments(1) | trackbacks(0) | ↑TOP
就職問題
就職留年

  就職が決まらなかった学生に浪人生活をさせるよりも、卒業を延期して引き続き就職活動を斡旋する大学が出てきている。授業料というよりは在籍料として、正規の授業料の半額を大学へ納入するという。いわば4年生プラスみたいな学生で、形の上では就職浪人とはならない。1年待てば景気が回復して、就職活動がしやすくなるならばよいが、今のところ日本企業にはそのようなエネルギーは感じられない。

  

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| ビジネス | 18:31 | comments(1) | trackbacks(0) | ↑TOP
天下りバベルの塔
天下りタワービル

  米国大使館の傍の一等地に三会堂ビル」という変な建物があるが、近所では「天下りタワービル」とか「天下りバベルの塔」と言われている。ここには農水省所管の公益法人が26団体も入居していて、年収1500万円クラスの天下り官僚が50名近く常勤しているみたいだ。このビル自体も天下り法人「農林水産奨励会」によって管理されているというから、まさに天下りの聖地だ。

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| 政治 | 18:17 | comments(1) | trackbacks(0) | ↑TOP
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