情報の入力、処理、出力は脳の重要な働きであるが、パソコンや携帯電話ばかり使っていると、入力に偏りすぎて、脳の機能は低下して、記憶障害などのボケ症状の恐れがあるという。電話番号や予定表は携帯が覚えているし、写真も携行しているから、人の顔や風景なども脳に焼き付けようとはしなくなる。道順を記憶しなくても、カーナビ通りに運転すれば目的地に着くし、電車やバスでは切符を買わなくても、パスモやスイカで間に合う。
15年前の平成7年3月30日午前8時30分頃、国松警察庁長官が登庁するため東京都荒川区南千住にある自宅マンションの玄関から出た瞬間、突然何者かに狙撃された。4発発射された銃弾のうち3発が国松長官に命中、長官は玄関前に倒れた。最大の疑問点は、お迎えの車には秘書や護衛官がいたはずなのに、犯人を追跡しなかったことだ。わずか20メートル先のところに犯人は潜んでいた。*東京スカイツリー*ツイッター(0) ツイッター(1) ツイッター(2)
人はそれぞれに様々な天分や才能を秘めている。生まれた時から持っているものを先天的というが、その中に史記に出てくる統領運がある。この天分を有する者は、自我が強く、生命力も旺盛で、ガキ大将的な陽性で楽天的な性格をもつようだ。諺にある「栴檀(センダン)は双葉より芳し」などと例えられている。*英気を養う
水を電気分解すれば酸素と水素が得られることは、中学校の理科の教科書で誰もが学習している。この時に、それでは酸素と水素を結合すれば電気が得られるとは教えていないし、生徒は誰もそのことを想像しない。酸素と水素は水だけでなく空気中にも無限と言えるほどにあるから、何らかの方法で電気分解の逆反応をさせれば発電できるはずだ。この何らかの方法にはエネルギーを要するから、電気を使って発電することとなるから、これでは究極のエネルギー供給とはならない。
東京都の財政規模、すなわちGDPに相当する額はオーストラリアに匹敵する年間100兆円規模である。人口は2400万人だから、東京の約半分であるが、面積が4000倍だから、東京の人口密度は2000倍となる。このような大都市であるから、直接選挙で当選した知事には大きな権限がある。そのため歴代の知事はかなりしたい放題の行政をしてきた。
第1弾は華々しく行われたが、その成果は期待額の5分の1であまりなかった。この原因は明確で、公開の場では首をすくめていた官僚たちは、霞が関に戻ると猛烈に各大臣に巻き返しを図ったからだ。政治主導とは言いながら、結局、各大臣たちは自分のお家大事に走ってしまった。前回の主役であった枝野氏が今回は行政刷新担当相として「独立行政法人をゼロベースで見直す。原則として廃止する」などと勇ましく発言しているが、はたしてどうだろうか。
日銀は昨年末に実施した新型オペによる10兆円の資金供給が今月末で終了するので、新たにその限度を20兆円に倍増した。景気の下さえとデフレ退治が目的という。これは国債や社債などを担保にして市中の銀行に年0.1%の固定金利で現金を貸し出すものだ。市場全体の金利水準が下がるから、銀行融資の拡大も期待できるという。景気の支えには多少の効果はあると思うが、デフレ抑制には無力であろう。
農林大臣が嬉しそうな顔で、勝利の乾杯をしたなどとテレビで会見していたが、その程度の問題意識でいいのだろうか。マグロの刺身と寿司が嫌いな日本人は少ないと思うが、地中海や大西洋で捕獲されたクロマグロを食しながら、これが日本の食文化などと語りながら、得意顔の姿はあまり見栄えの良いものと思えない。また南氷洋のクジラでも同じことが言える。
まだ学生を募集している大学もあるが、ほぼ入学試験や発表も終わり、後は卒業式を終えて新学期を迎える状態となってきた。早稲田大学や明治大学など有名私大が全学統一入試をするようになってから、地方の小さな私大では、少子化に加えてますます学生募集が難しくなってきた。
2006年3月3日に高知市で、道路を右折して横断しようとしていたスクールバスに白バイが猛スピードで衝突した事故で、そのバスの運転手が白バイ隊員を死亡させたことで、有罪となった事件である。検察側は、白バイが時速60km/h程度で走行していたのにバスが時速10km/hほどで交差点に侵入して事故が発生したと主張している。