米国の作家サリンジャー氏について、過去のブログを検索すると、2回書いている。一つはビートルズ関係であり。もう一つは村上春樹氏の新訳についてである。1951年に刊行された作品「ライ麦畑でつかまえて」は全世界で6500万部も売れた大ベストセラーで、日本では1964年に翻訳が出されて300万部売れているという。2003年に出された村上訳も50万部という。
*J.D.Salinger「The Catcher in the Rye」白水社 820円*F.S.Fitzgerald「The Great Gatzby」中央公論新社 820円
今年の大河ドラマの主人公は幕末に時代を動かした坂本龍馬であるが、同時代に土佐藩から出て龍馬と肩を並べて活躍した岩崎弥太郎も准主役級で顔を出している。三菱財閥の創始者である岩崎弥太郎は龍馬よりも下層階級の出身であるから、子供時代の弥太郎はドラマでは汚い恰好で、粗雑な口のきき方が強調されている。
衆院予算委員会の論戦が始まったが、「政治とカネ」という絶好の玉を握った自民党であるが、総裁をはじめその質問内容は新聞に書いてあるような話ばかりで、まるで迫力が感じられない。これでは鳩山内閣の支持率下がっても、それで自民党の支持率は回復するはずがない。
牛刀をもって鶏を割く判決 市有地を神社の敷地として無償で提供した行為は、政教分離原則を定めた憲法に違反すると最高裁大法廷は判断した。これまでに、この原則について、何件か憲法判断が出されているが、宗教団体をバックとする政党の存在に遠慮してか、殆ど合憲との判断が示されているから、大法廷もようやくまともな裁判をした当初は思った。
黙っていてもお金が湧いてくる組織がある。官公庁などはその典型だが、それに類した親方日の丸組織だった日航などもそれに近いと思う。国鉄や電電公社などもその類だったが、かなり民営化が進んでいるが、依然として体質はあまり変わってはいないようだ。
アバターとは顔、髪型、服装など自分の 好みの格好をした自分の分身をネット上につくリ、ブログなどに表示する画像だ。ひところ流行ったセカンドライフでは、ネット上の分身として別世界での生活を楽しむ人形として登場していた。分身となるキャラクターだけでなく、そのサービスの名称としても使われる。いろいろと無料作成ソフトも利用できる。
フランス人のテレビ関連技術者が、円周率を2兆7000億桁まで計算し、世界記録を更新した。筑波大学計算科学研究センターのスーパーコンピューターが昨年樹立した記録を塗り替えたことになる。筑波大のスパコンが昨年、73時間かけて樹立した世界記録は2兆5770億桁だった。新記録達成に使用した計算機はスパコンではなく、価格20万円程度の普通のデスクトップ型パソコンに大容量のハードディスクを5台接続して、計算には100日間要したという。時間を掛ければ普通のパソコンに大容量の記憶装置をつければ、パソコン以上の計算をこなせることを実証した意味は大きい。
江戸時代末期の1853年にペリー提督が浦賀に来てから、1868年の明治維新まで15年、さらにそれから1890年の憲法発布と国会開設まで22年もかかって、ようやく封建社会から脱皮して近代日本が誕生した。1945年の敗戦後から64年たって、ようやく自民党支配の官僚国家から、脱官僚を目指す民主党政権が誕生した。