ある女子大教授の つぶやき

日常の生活で気がついたことを随想風に綴ってみたいと思います。
政治家の心のゆれ
政治家の心のゆれ
 思想信条をそう簡単に曲げないのが政治家としての必要な気質の一つである。自分の椅子を守るために、まげた振りをする偽装にいたっては、政治家が最も避けなければならないことである。自国の最高権力者だけはこのような振る舞いをしてもらいたくはないと思う。政権ができてから1年もたたない内に内閣を改造する理由が、単に参議院選挙に敗北したからというのであれば、当然に最高責任者がその責めを負わなければならない。
 
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| 政治 | 21:00 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
立体半導体
立体半導体
 日本の半導体産業は1980年代では世界のトップを走っていたが、現在では韓国や米国のメーカーに主導権を奪われている。このままでは中国など後発国にも追いつかれてしまう恐れが出ている。そこで国としてもこのまま放置しておくことはできないので、来年度予算で15億円をつけて、情報処理速度が現在の10倍になる高性能半導体の開発を先導する計画を出している。
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| 科学 | 19:00 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
宿題代行ウェブサイト、韓国で大流行
夏休みの宿題は終わりましたか。日本国には京都議定書遵守という大きな宿題が未解決のまま残されている。環境庁も排出量削減のアイデアをネットで募集したらどうか。
| - | 13:00 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
大臣ポストの魅力
大臣ポストの魅力
 国会議員にとっては大臣ポストは肩書きとして、ひとつは欲しいものであろう。あれだけ首相批判を繰り返してきた元大学助教授でさえ、お声がかかったら二つ返事だった。また、お倉から出てきたような自民党の派閥の領袖たちも、私の力が必要ならとか言って、それぞれ大臣ポストに収まってしまった。大新聞の内閣支持率は20%台から、これで30%〜40%に回復したのだからめでたしめでたしとなる。ところが、インターネットの調査では、支持率は20%を切っている数字も出ているのだから、何のための内閣改造かさっぱり分からなくなってしまう。ネットでの不特定多数による調査は、選挙予想でもほとんど最近では的中していることからも、大新聞の数値は実際とは違うのではないかと思う。
 
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| 政治 | 22:00 | comments(1) | trackbacks(0) | ↑TOP
ものの寿命
ものの寿命
 動植物には細胞分裂の回数制限で寿命が決められている。それぞれの動物ではある一定の回数が尽きると寿命ということになる。人の作る道具や器具にも、それぞれ寿命があり、家や構造物でもそれぞれに使用年数が法律的会計的に決められたりしている。この夏は酷暑であり、エアコン以外にも押入れで眠っていた扇風機を使う人が増えたようだ。そのため古いものでは出火事故となるものが相次いだ。
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| 随想 | 21:00 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
極東軍事裁判
極東軍事裁判 
 改造内閣の報道でメディアではあまり取り上げれていなかったが、首相は夏休み旅行のインド訪問で、東京裁判での連合国側判事であった故パル氏の長男に会って、パル氏の業績に対して感謝の念を述べた。パル判事は25人のA級戦犯の全員無罪を主張したことで知られている。彼は日本軍とその指導者の行為を正しかったと判断しているのではなくて、戦争犯罪という法手続き上の問題があるとしたのである。
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| 国際関係 | 19:00 | comments(2) | trackbacks(0) | ↑TOP
ブッシュ米大統領、真珠湾攻撃と同時多発テロを同一視する発言
 ブッシュ大統領は第2次世界大戦と、今日の「テロとの戦い」の違いを認めながらも、「それらはすべてイデオロギー的な争い」だとし、「適切な人道的見地からすると、日本の軍国主義者や北朝鮮およびベトナムの共産主義者は非情な考え方に動機付けられていたといえる。かれらの考え方を強制する際に米国が邪魔だったため、米国人が殺されたのだ。名前や場所は異なるが、戦いの基本的性質は変わらない」などと発言した。かなり無理な論理であり、牽強付会というべきだが、このような演説をしなければならない追い詰められた大統領の姿は理解できる。この作文は誰が書いたのかは分からないが。
| 政治 | 13:00 | comments(1) | trackbacks(0) | ↑TOP
サイデンステッカー氏の死を悼む
サイデンステッカー氏の死を悼む
 川端康成氏の小説「雪国」の英訳で、ノーベル文学賞受賞に貢献したE.サイデンステッカー氏が86歳で亡くなった。源氏物語の英訳で日本文学研究の先端的な仕事をされてきたが、そのきっかけは第二次世界大戦である。米国海軍の日本語学校に学び、硫黄島作戦にも参加して、戦後は通訳として外交官をしていたが、数年で退官して東京大学文学部で平安文学の研究を始めた。
 
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| 随想 | 22:00 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
電撃的辞任
電撃的辞任
 自分でくびにしたはずの防衛事務次官から神妙な顔をして、送別の辞を受ける羽目になってしまったのは、まるでオペラの喜劇をみているようであった。「女賢(さか)しくして牛売り損なう」という諺を連想させることである。ワシントンDCでは、和製ライスと呼んでくれとか言って、つい先日、日本国の新防衛大臣が訪米してきたはずだが、就任の挨拶に来たのか、お別れの挨拶に来たのかすら分からないというのがブッシュ政権内での評価である。日本国も女性が防衛大臣に就任したとかで、もの珍しさからそれなりの歓迎体制で迎えたはずであるし、ブッシュ大統領もイラクとの対比で、イラクのようにひどい国であった日本も、今や女性が国防大臣に就任するほど民主的な国となったと演説の素材として使ったほどである。
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| 政治 | 21:00 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
映画Sicko
映画Sicko
 米国では医療保険制度にまで民営化が進んでいるので、国民はそれぞれの財力に応じて民間の保険会社と契約を結ぶこととなる。超貧困者と高齢者向けの、穴だらけの健康保険制度はあるものの、一般の勤労納税者層のための制度がないので、病気になってもろくな医療を受けることができない。日本の会社からの駐在員とその家族は個人では契約をできないので、医療費はすべて会社もちのところが多い。
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| 社会 | 19:00 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
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