2006.11.30 Thursday 余部(あまるべ)鉄橋の架け替え 列車転落事故
余部(あまるべ)鉄橋の架け替え 列車転落事故 JR山陰本線鎧駅と餘部駅の間にかかる鉄橋で、1986年12月に回送中の列車が強風で鉄橋から転落して、下のかに工場を押しつぶして6名が死亡した。1912年に完成したこの鉄橋は鉄骨構造で、11基のやぐらの上を渡る全長310メートルの橋げたである。地上から40メートルで日本一の高さで、当時としては土木建築の最高技術で建設された。さび止めの赤い塗料が塗られている鉄橋は日本海へせり出すように空を横切る自然に溶け込む人工美であるが、この橋の架け替え工事が来春に始まる。現在の橋は近代構造物の遺産として後世に残すべきと思う。 |