ある女子大教授の つぶやき

日常の生活で気がついたことを随想風に綴ってみたいと思います。
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台風の目 大臣

台風の目 河野大臣

1.首相臨時代理の5閣僚の順位指定。臨時代理は、首相が海外訪問時や病気などの理由で職務遂行が困難になった場合に就くもので、予めその順位を決めておくもの。筆頭は麻生副総理兼財務相、2位は加藤官房長官、3位は茂木外相で、4位が河野になった。

 

2.「俺はつくる。ぶち壊すのは河野にやってもらう」と菅首相は、周辺にこう語った。ここで言う「河野」とは、ポスト安倍の一角と見られながら、所属する派閥、麻生派が菅支持を決めた途端、出馬を断念した河野太郎で行政・規制改革担当相に就任。省庁を持たない担当大臣は格落ち人事だが、さにあらず。

 

3.河野は筆まめなのだ。防衛相として各基地の現場視察した際、名刺交換した人たちには、すぐさまお礼の絵葉書を出し、省内の人気度を上げた。筆まめといえば領袖麻生は毛筆で令状を書く。近年は電話やメールで済ませる議員が多い中、合理主義とは違った一面で周囲を引く着ける。

 

4.「冷静に論理的に話している時はいい。頭に血がのぼってしまうと、怒りに任せて何を言い出すか分からない。思い込んだら、後には引かない」。麻生も「河野に足りないのは常識」と指摘してきた。評価は異端児。もし仮に、河野が首相になったら何をしでかすか分からない。まんざら大げさな話ではない。

 

5.菅首相は河野に絶大な期待を寄せて行政・規制改革担当相にしたというが、そうではない。ホンネは、やればやるほど恨みを買う担当相に河野を据えた。突破力を買いつつも、その後のことも考えた人事だ。河野が初入閣した際、菅官房長官とすれ違うと目が泳ぎ、言動や態度とは散って気が弱いのだ。

 

6.かつては脱原発の急先鋒として党内でも浮いた存在だった。初入閣後、その旗印を下ろし、今や次期首相候補だ。「発信力」「実行力」という強い光がある一方、氏が持つ影の部分が色濃く見える。本当に首相に相応しいと言われる日は来ないだろう。

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