ある女子大教授の つぶやき

日常の生活で気がついたことを随想風に綴ってみたいと思います。
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お人よし外交
1.首相は「特別の制度」で共同経済活動をやると言った。例えば日本人が露警察に捕まったら、身柄は日本国政府にそのまま引き渡し、最後は日本の法律で裁く、という制度で、法的には日本の主権が北方領土にないとは言えない状況をつくることができる。プーチンに認めさせれば外交的勝利だったはずだ。
2.共同経済活動で日本の領土実効支配性を少しずつ高めるなど妄想も甚だしい。プーチンがそれを認めるわけがない。炉政府も北方領土は露の法の支配下にあると言う。 中村逸郎教授も「ロシアの『主権の下』で共同活動をやるのはおかしい」と発言。安倍の譲歩は主権について何の言及しなかった事だ。

3.世論は「あのプーチンが安倍さんの地元にやってきた、なんかすげぇ」という雰囲気しかない。こんな世論のままじゃ北方領土は絶対帰ってこない。広島のオバマ訪問は相当深刻な問題だ。広島では無辜の民が大量に殺戮されたジェノサイドで、これは動かしがたい歴史的事実だ。
4.落としたのは米国政府、落とされたのは日本国民。これはもちろん許してはいけない。というよりむしろ、理性がある方なら何人であろうが許せない話だと考える。普通の戦争行為ではなくて、そこから逸脱した大量虐殺だからだ。普通の言葉を使えばジェノサイドだ。

5.日本人の寛容の美徳はわかるが「過剰な寛容」は「悪徳」だ。それを殆ど日本人は分かってない。そもそも悪を許すのは、悪に加担することになる。これで、アメリカ人に「日本人って、大量に殺しても別に構わない奴らなんだ」と思われたら、日本国家にとって相当に深刻な問題だ。
6.安倍が真珠湾に行ったのも言語道断で、国際社会から見れば、オバマの広島訪問とバーターになっている。「広島の原爆投下」と「通常の戦争行為」が「等価」だったと解釈されてしまう。慰霊で等価交換とは無関係というのが日本政府の立場だが。安倍はバーターだと思われたくないので黙っいたが。

7.歴史問題は「決着」と認識されることになる。それは「戦勝国が作った(日本=悪、アジア=被害者、米国=善という)戦後レジームを、日本が正式に認めた」という形での決着だ。原爆投下については米国=悪の要素があったが、それを真珠湾と同じレベルの事にしちゃった。
8.戦後レジームの確定で、もう取り返しがつかない。米露外交で失敗し、習近平にはコケにされ、日韓基本条約で決着済みの問題も蒸し返した。これは歴史の扱い方としても変で、日本を下品のどん底に叩き込んだが、何故か「外交の安倍」ということになっている。狂っている日本だ。

9.今の日本人の感覚が「植民地根性」にどっぷりとつかってるからだ。実質的に独立国家と言いがたい状況が70年以上も続くと、国民は誇りも気概も自尊心も無くし、結果、倫理も常識も蒸発したとしても致し方ない状況だ。でも、ここで挫けないで、日本の真実を何時までも追究したい。
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