ある女子大教授の つぶやき

日常の生活で気がついたことを随想風に綴ってみたいと思います。
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成長の方向性
1.人口減少時代には、生産性を上げないと持続的な成長はできない。具体例として、農業輸出は年間8000億円だが、世界の農産物輸出は150兆円で世界のGDPの約1.5%、日本は0.15%しかない。これを世界平均にすれば8兆円になる。日本の農業にはあと7兆円以上の伸びしろがある。

2.日本の非製造業の生産性は低い。逆にいうとポテンシャルが大きい。サービス業や建設業や流通業のように規制が多くて生産性の低い業種ほど、潜在成長率は大きい。経済統計の潜在GDPは前年の実績に生産性上昇を上乗せして決めるので、農業輸出の場合には8000億円のままだ。

3.マクロ経済学では、潜在GDPは「インフレもデフレも起こらないGDP」という(一定の投資のもとでの)短期の均衡概念で、規制や税制を是正したら、潜在成長率はもっと高くなるかもしれない。このような長期のポテンシャルを考えると、伸びしろは生産性の低い産業ほど大きい。

4.生産性の定義はいろいろあるが、日本の労働生産性がG7諸国で最低だ。図のように日本の労働生産性は米国の約60%で、サービス業では半分以下だから、2倍になるポテンシャルがある。生産性を上げるために、農業では遺伝子組み換え作物は、日本では輸入されているが栽培されていない。

5.農水省は許可しているが、農協がいやがらせするので、農家が空気を読んで栽培しないのだ。技術はすでに存在し、生産性の上がるポテンシャルは大きい。空気を読まないことが、日本に必要な最大のイノベーションである。



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