ある女子大教授の つぶやき

日常の生活で気がついたことを随想風に綴ってみたいと思います。
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麻と大麻
1.麻はGHQと米国石油資本によって麻薬とされた。エコロジーで環境問題さえひき起さず、夏涼しくて、冬温かい麻製品の多くを失った。日本古来種の麻を化学薬品を使って精製することなく、そのままの麻の繊維を活かした昔ながらの本麻のタオルやショール、財布などの小物を扱っている会社がある。
2.その会社のタオルを肩にかけるようにすると不思議なことに、そのタオルを肩にかけた瞬間から、肩のあたりがホカホカしてきて、一週間で肩凝りの症状が緩和された。自然の植物がもつエネルギーの作用だ。http://shop.shizenkaiki.com/?pid=61927420

3.戦前まで、麻でできた着物は、旅館の仲居さんをはじめ、普段着として、日本では広く用いられていた。浴衣の多くが麻でできた着物で、麻は吸湿性吸汗性に優れ、木綿よりも通風性もよく、乾きも早いので、とても着心地がよかった。戦前、女性のモンペ、下駄や草履の鼻緒も、麻はよく用いられた。
4.麻の繊維から最初は綺麗な着物を作り、ボロになったら、ほぐして雑巾や袋物に使う。またボロになったら、麻布を細かく刻んで煮沸し、漉いて、麻紙とする。各種手紙や大福帳など書き付け用の紙、ふすま紙、障子紙に使われた。家のふすま紙や壁紙は祖先の着ていた衣類がそのまま残っていることになる.


5.曾孫が習字に使っている紙は、ひいばあちゃんの時代の襖紙で、その襖紙は、そのまたひいばあちゃんの母親が、花嫁衣装に着ていた婚礼衣装だった。紀元前1万年昔のエジプトでも麻は栽培され布が作られていた。約4千年前のエジプト王墓には、麻栽培についての壁画も描かれている。ミイラ包帯は麻布。
6.麺つゆに入れる七味唐辛子に入っている成分に麻の実がある。この実からは油も採れる。麻は成長が早い植物で4ヶ月も経つと、高さが4mになる。戦前の日本では、米と同じくらい、日本中で作付けされ、戦前の小学校の教科書では、麻の栽培方法が、詳しく掲載されていた。

7.太古の昔から日本にはHemp=大麻しかなかった。このヘンプのことを日本では古来ずっと「麻」と呼んで来た。明治7年、榎本武揚が露公使として赴任し、そこで栽培されていたリネン(亜麻)が、北海道開拓に役立つと、北海道開拓長官だった黒田清輝に種を送った。日本におけるリネン栽培の始まり。
8.安田財閥の安田善次郎で帝国製麻(株)をつくちリネンの栽培と普及に乗り出し、この会社が帝国繊維(株)だ。戦時中は軍事物質として北海道でリネン栽培が大量に行われた。戦後はリネンを利用した様々な布製品が作られるラミーも導入され、それらすべてが「麻製品」として普及していった。
9.大昔からあるヘンプ(大麻)は、多麻川(多摩川)、麻草(浅草)、麻布(麻の絨毯)といった地名に象徴されるように日本中に、麻の原っぱがあり、専用の栽培所も設けられ、ごく身近な一般的な繊維材料として、多用されていた。昭和初期、日本古来種の麻を大麻(おおあさ)と呼ぶならわしになった。
10.音読みしたら大麻(たいま)で、その大麻がまるで麻薬のような危険な植物とされてしまった。大麻取締法によって規制されている。「麻薬」と「覚せい剤」の取締は戦前から行われていた。「大麻取締法」は昭和23年の法律でGHQの強制だった。取締法の第一条「目的」明示だが、その明示がない。

11.大麻は研究目的以外には許可されない。麻は荒れ地でも育ち収穫高も多い。繊維や紙製品として歴史が古く需要も多い。その麻の栽培や収穫を規制すれば、石油から作られる化学繊維が爆発的に売れる。そうすれば石油資本は巨万の富を築きあげることができる。麻=大麻=麻薬というイメージで規制した。
12.麻は生育期間が木と比べて非常に早く、紙も採れるし油も採れる。麻からプラスチックも作れる。石油製プラスチックは土に分解しない、燃やせば大量のダイオキシンを発生、麻の茎に含まれているセルロースを原料とする麻プラスチックは自然に土に分解する、燃やしても有害物質が出ない。

13.麻の実は消化吸収に優れた良質なタンパク源と8種類の必須脂肪酸が含まれ、必須脂肪酸のリノール酸とアルファーリノレイ酸が3対1という理想的な割合で極めて健康に良い、麻でできた衣類は速乾吸汗品だ。古着は砕けば紙になり、麻紙は再生可能な究極のエコ用紙だ。
14.米国は自国の国益のために、他国の法にさえ介入し、麻を天敵、取締の対象とした。よその国の法律を変えてまでも、自国の国益を得ようとする。ギャング達に「ギャングの皆さまの公正や信義に信頼します」などと呆けたことを言っているのは、戦後日本くらいなものだ。
15.人口が1千万人を越す大国で、古来から変わらぬ国を保ったのは、世界の中で日本だけだ。なぜ日本が国を保てれたかというと、政治権力者よりも上位にある国の最高権威者が、すべての民を大御宝と規定したことによる。「民衆の利益こそが国の利益」思想が堅固で、2676年世界最古の歴史を保つ。




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