ある女子大教授の つぶやき

日常の生活で気がついたことを随想風に綴ってみたいと思います。
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新米の大臣たち
    新米(シンマイ)で親米の外務大臣は米国から歓迎されている。その事を誇りにしているようだ。中国の台頭にやきもきし出している米国には利用しやすい人のだろう。米国の国益に利するような事や発言をして、日本の国益を失うような馬鹿な事だけはして欲しくない。ダムの処理や日航の事ではケチをつけた人だから。
  • 輸出産業に頼っているから円高は問題というスタンスでは通用しなくなってきている。既に日本企業海外生産比率は50%を超えている。海外生産した物を日本が輸入するという事態が増えてきている。だから強いられた円高かもしれないが、各国が反対する為替介入ではなくて、円高を生かす政策を考える時。
  • 選挙選で勢力を使い果たしのか、目つきも身振りも元に戻り、猫背でボソボソとうつろな目で記者会見した首相の姿をみていると、こちらまで憂鬱になってくる。どこかの大企業のできそこないの部長みたいだ。トップが元気がないと大臣すべてが同じように見えてくる。先ず身だしなみにカネをかけなさい。
  • 蓮舫大臣が「尖閣諸島は領土問題」と言ったので「政府の方針と違う」となり発言を修正した。沖縄が返還されて以降、東シナ海には領土問題は存在しないというのが日本の見解だ。今回の事件で、それだけでは済まなくなりそうだ。領土問題は確かに存在しないが、これを問題としようとする国がある限り。
  • 相手に好意的に迎えられたとか歓迎された大臣は、組みしやすしとか馬鹿にされているということを認識すべきだ。組織の長というものはそのようなもので、良い人では碌な仕事ができない。特に国を代表するような人物は相手から恐れられる存在でなければ軽くみられるだけだ。長妻さんご苦労さんでした。
  • 原理原則主義者で政治センスなしの幹事長では党内どころか、野党との折衝などできるわけがない。クリーンだけで務まるはずがない。留任した大臣、新大臣の顔ぶれどれをみて何が挙党一致なのかノーサイドなのか全く分からない。脱小沢で却って小沢派は党内のキャスチングボードを握ることができた。
  • 為替介入で官房長官が82円台は防衛ラインと言ってしまった。アホな話だ。予定介入価格という手の内を相手に見せたことになる。これでは勝負にならない。介入価格は国際的な投機筋との勝負の重要な駆け引きのポイントだ。今回も政府が不意を打ったから効果がある程度はあった。首相も分かっていない。
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    | - | 2010/09/19 11:38 AM |
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    円売り介入の効果
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    | 言語空間+備忘録 | 2010/09/20 1:55 PM |
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