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2009.11.10 Tuesday 壁についての続き
西側は望んでいない 「西側はドイツ再統一を望んでいない。ソ連を動かして阻止しようとしている」と壁崩壊の直前に、ゴルバチョフ氏ら当時のソ連指導部が東独で高まる民主化要求に対して、旧ソ連機密文書で明かしている。強大なドイツの出現を警戒したのは英仏首脳で、再統一を阻むため極秘裏にゴルバチョフ氏に働きかけていたという。 機密文書は当時のソ連指導部の会議録など5万ページで、これによると、東独で「自由選挙と旅行の自由」を求める「月曜デモ」が50万人に達していた。この対策で東独の国家評議会議長が11月1日にモスクワを訪れて、ゴルバチョフ氏に暴力的衝突という最悪の事態を避けつつ東独国民の要求に応える方法として「クリスマスまでに旅行の自由を認める法律を人民議会で成立させる」と伝えた。
これに対して、ゴルバチョフ氏は「英、仏、ポーランド、そして米国でさえ、再統一は望んでいないことを肝に銘じてくれ。西側は北大西洋条約機構とワルシャワ条約機構の解体を求めていない。われわれは2つのドイツを前提にすべきだ」と説いた。だが東独内での事態は急速に動き、11月4日には東ベルリンで100万人規模のデモが予想された。 わずか20年前のことですら、歴史の真実は覆い隠されてしまう。以上の話にどれくらい信憑性があるのかどうかは分からないが、隣にあるハチの巣を壊したくないという西側諸国の考え方も、十分に理解できる。現在、韓国の政治家や国民も、同じような心境にあることであろう。 |
