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2009.11.11 Wednesday 情報の偏り
日本か日本人のことがNYタイムズの1面に写真付きで載ることは10年に1回あるかないかである。これが11月5日に起きた。言うまでもなく松井選手の写真である。ところでNYに住むと誰も国籍などを気にしなくなるから、松井が日本人であり、米国に来る前には日本のプロ野球で活躍していたことを知っている人は少ない。 新政権では首相や外相の発言が問題となり、13日のオバマ大統領の来日を前にして日米関係に亀裂などと大新聞では解説している評論家がいる。確かに、これも米国の一部の人が、自分の存在感を示すために、新政権は反米で北朝鮮よりも扱いが難しいなど解説している。実際には、米国では大部分は冷静であり、今さら日米関係にひび割れが生じたなどと思っている米国の政府関係者はほとんどいないことも事実だ。 GMが破綻してビッグスリーが経営危機に陥ったことで、日本では米国の産業は苦境に立っているなどと報じられていた。しかし実は米国では鉄や車は煙突産業で、今ではマイナーな企業であるから、それほどの影響は無い。MS、グーグルやアップルに代表されるIT分野、巨大企業がひしめく医薬品産業、ウォルマートなどの大型小売業、マックやコークなどの世界的企業、石油メジャー、穀物商社、ハリウッドなど、多種多様な産業で世界有数の企業がひしめいている。米国の強みは幅広い産業で国際的な競争力を持っている企業が多く存在することだ。だから、GMの破綻などは、昔の企業が駄目になったという程度で、全体に及ぼす影響は小さい。 *http://www.nytimes.com/indexes/2009/11/05/pageone/scan/index.html |
