ある女子大教授の つぶやき

日常の生活で気がついたことを随想風に綴ってみたいと思います。
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東西の壁崩壊から20年
 

壁崩壊20

119日は東西冷戦の象徴だった「ベルリンの壁」崩壊から20年になる。1988年の8月に西ベルリンを子どもたちと訪れた。この頃、管理人はNY駐在員をしていて、出張で貯めたマイルエッジを使って、毎年夏には欧州へ出かけていた。隣近所のバーベキューパーティなどで、ある弁護士がベルリンの壁が崩れるという噂をしていたので、東西冷戦の歴史的な建造物を見ておきたくなったからである。

西ベルリンに到着して、いろいろと調べたら、東ベルリンへは日帰りのバスツアーが出ていることが分かり、東ベルリンも見物することにした。カイザー・ヴィルヘルム記念教会の傍を出発したバスは各国からの観光客で満席であった。

 

バスは東と西の境界線地帯の中で30分ほど停止したまま、パスポートチェックから、さまざまな検査が行われて、ようやく東ベルリンへ入国した。このときに旧ベルリンの中心地は東側だったことを初めて知った。バスは西と比べて静かな町の戦勝記念塔などの観光地を回って、さる休憩所についた。ここでコーヒーなどをとってから、帰りも同じようにして西側に戻った。バスの乗客は下車するときになって、ようやく笑い声が出てきたことは今でも覚えている。それから1年たって、198911月には壁の崩壊が始まった。

 

先日、ベルリンで20周年の記念式典が開かれた。式典には壁崩壊時の首脳で、冷戦終結とドイツ統一に大きな役割を果たしたブッシュ元米大統領、ゴルバチョフ元ソ連大統領、コール元ドイツ首相が出席していた。コール氏は「ブッシュ、ゴルバチョフの両氏と協力できたのは幸運だった」と振り返り、「誰も信じていなかった統一を成し遂げたのは誇りだ」と語った。

 

ブッシュ氏は「壁崩壊とドイツ統一は冷戦を終わらせただけでなく、2回の世界大戦の傷跡を消し去った」と意義を強調した。また、ゴルバチョフ氏は「政治家ではなく、国民が英雄だった」と述べ、欧州全域で市民が立ち上がった結果、冷戦が終結したと語った。

  その後、管理人は何回か統一されたドイツを訪問しているが、ベルリンに行く機会がなかったので、いずれ訪問して壁の残骸を見てきたいと思う。地球上には見えない壁は無数に存在しているが、見える壁は朝鮮半島だけとなった。新たな壁の建設だけは阻止しなければならない。

| 国際関係 | 18:06 | comments(1) | trackbacks(0) | ↑TOP
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| - | 2009/11/09 10:21 AM |
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