ある女子大教授の つぶやき

日常の生活で気がついたことを随想風に綴ってみたいと思います。
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瀬島龍三氏逝去
瀬島龍三氏逝去
 山崎豊子氏の小説で有名な瀬島龍三氏が95歳で亡くなった。1938年陸軍大学校卒、大本営陸軍参謀として太平洋戦争を中枢部で指揮した。満州で終戦を迎えたが、旧ソ連軍の捕虜となり11年間シベリアに抑留された。帰国後、伊藤忠に入社して、政財界の参謀役を務めたといわれている。山崎氏の小説「不毛地帯」の主人公、壱岐正中佐、「沈まぬ太陽」の登場人物、龍崎一清のモデルのようである。シベリア抑留中のことなどを含めて、表には出ない影の人物との評価が強く、虚実は不明のまま逝去された。
 真珠湾攻撃など太平洋戦争で、日本軍の作戦本部の中枢にいた人物であったし、敗戦濃厚なときに満州へ渡り、さまざまな謀略に関わったのではないかとも推測されているし、シベリア抑留ではソ連との取引があたっとも言われているが、これらについては沈黙を通した。いずれは歴史が明らかにしてくれると思うが、瀬島氏本人からの声が聞かれなかったのは残念なことである。
関連図書:
1)フジテレビスタッフ『瀬島龍三 日本の証言―新・平成日本のよふけスペシャル』
2)綱淵昭三『瀬島龍三の魅力―ビジネス・ステーツマン』
3)保阪正康『参謀の昭和史』
4)共同通信社社会部『沈黙のファイル―「瀬島 龍三」とは何だったのか』
5)山崎豊子「不毛地帯」(1〜4)新潮文庫
6)山崎豊子「沈まぬ太陽」(1〜5)新潮文庫
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参謀、瀬島龍三
訃報は元伊藤忠の会長で昭和の名参謀と呼ばれた瀬島龍三さんだったその夜テレビの各局はコメンテーィターやジャーナリストの人たちが口々に瀬島さんの戦前からの歩みを紹介し大本営作戦参謀として開戦から、各戦地、終戦工作の関わり、自身の抑留生活を経て40歳すぎてか
| 山本勘助は軍師、瀬島龍三は参謀 | 2007/09/06 3:36 PM |
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