ある女子大教授の つぶやき

日常の生活で気がついたことを随想風に綴ってみたいと思います。
信念なきガラクタの集り党
信念なきガラクタの集り党
1.政党に理念や政策の一致が必要なのは当然だが、民進や自由から希望に駆け込んだ前議員や元議員たちは自分の信念はない。彼らは憲法改正反対、安保法制反対を声高に叫んでいたが議員バッジ欲しさに自分の信念も理念も政策も捨て希望になだれ込んだ。彼らは大義なき解散と批判、彼らこそ大義がない。

2.参加議員に誓わせた小池踏み絵の政策協定書「安全保障法制は憲法にのっとり適切に運用する。現実的な安全保障政策を支持する」と表現を和らげ妥協し大勢を入れた。数を揃えるのが先決と結党のときからこんな調子だと、いずれまた何を言い出すか分からない。希望の党は党首以下、信念なきガラクタの集まりだ。

3.小池の「改革、リセット、しがらみ政治からの脱却」の中身がいい加減だ。知事選での東京大改革も全く実行どころか、機能すらしてはいない。「自律改革事例集」でも、改革とは従来の制度や仕組みを見直して税金の無駄使いを改めることだが、小池は従来の業務の延長線上でちょっと改善を試みるだけのごまかしだ。

4.自律改革などと言って官僚に丸投げした時点で、出てくるのはせいぜい業務改善案だ。小池は労組との対決を避けて改革をあきらめて業務改善にすり替えた。本格的な組織の改革や整理統合に踏み切れば、職員はリストラの可能性が高まり、労組との対決が避けられなくなる。それを避けたのである。

5.分裂を覚悟しながら建前を言った前原だが、黙って了承した議員たちも議員たちだ。枝野は話が違うと「立憲民主党」結成したが、本当に「民進党の政策丸のみと全員移籍が合流容認の条件」と信じるわけがない。こんな彼らが3年半も日本を支配していたとは、誠に背筋がぞっとする話だ。

6.いま日本が直面しているのは、北朝鮮と中国による本物の脅威である。狭い永田町のホンネと建前すら見極められないような勢力に、戦後最大の危機を迎えている日本の安全保障を任せるわけにはいかない。日本の平和と安全は言うだけ番長や女番長の「お笑い劇場」に任せられない。
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