1.朝日新聞のスター記者だった本多勝一氏が、日本軍による虐殺の証拠として使ってきた写真が捏造であったことを彼自身が初めて認めた。写真は本多氏の『中国の日本軍』に掲載されたもので、日本兵が中国の婦女子をかり集めて、これから虐殺するところであるとの説明がなされている。
2.ところが、この写真の出所は本多氏が当時勤めていた朝日新聞社発行の『アサヒグラフ』(一九三七年十一月十日号)に掲載されたものだ。日本兵は家路につく少女たちを護っていたもので、少女たちの笑顔も写っており、南京大虐殺とは何の関係もない写真であることは、誰の目にも明らかだ。